“VRAM青天井”の人たちに――4Gバイトメモリ搭載のGeForce GTX 680カードが登場古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2012年05月07日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「i7は完全にIvyに移行しましたね」――Sandy Bridge&Z68マザーの今

TSUKUMO eX. 3階のインテル系マザーコーナー。Z77マザーとともにZ68マザーも並んでいる

 Ivy BridgeとZ77マザーという新世代の組み合わせが主流となった現在、直前まで主流を担ってきたSandy BridgeとZ68マザーの販売状況はどのようになっているのだろうか。大型連休中、TSUKUMO eX.は「Sandy BridgeもZ68マザーも底値状態なので、あえてそちらを選ぶというお客さんも多いですよ。まだ在庫はありますし、ひとつの有力な選択肢になっていますね」と話していた。

 ドスパラ パーツ館でも、「連休前半にCore i7-2600Kと2700Kは一瞬在庫がなくなったくらいの人気があります。新世代が出た今だからこそ、という需要もあると思います。Z68マザーも、一時期のP67マザーのように思い切り割安になっていますし」と、堅調な様子だった。

 ただし、そうした状況もまもなく終わりを告げそうだ。PC DIY SHOP FreeTは「Core i7のニーズはもう完全にIvy Bridgeに移行しているので、Sandy Bridgeも遅かれ早かれ終了する流れです。どこも不良在庫を抱えたくないでしょうから、流通量がガクンと落ちるかもしれません」と語る。

 その具体的な時期は不明ながら、Ivy Bridgeの潤沢化と連動するという予想をいくつか耳にした。某ショップは「マザーメーカーもIvy Bridgeが潤沢化する流れで、テコ入れのキャンペーンを打つでしょうからね。そのときまでにZ68モデルを消化しておきたいと早めに動くはずです。逆にいえば、これからしばらくはびっくりするような値段のZ68マザーに出合う可能性が高いと思いますよ」と話していた。

ドスパラ パーツ館のZ68マザーコーナー(写真=左/中央)。ツートップ秋葉原本店は5月6日まで、Sandy Bridgeの特価キャンペーンを展開していた(写真=右)

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