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“第3世代Core i7”で8万円前後からの15.6型ノート――「HP Pavilion g6-2000」2012年PC夏モデル

» 2012年05月09日 11時00分 公開
[ITmedia]

低価格帯にパワフルな大画面ノートPCを投入

「HP Pavilion g6-2000 インテルモデル」の「スパークリングブラック」モデル

 日本ヒューレット・パッカードは5月9日、Ivy Bridgeこと第3世代Core搭載の15.6型ノートPC「HP Pavilion g6-2000 インテルモデル」を発表した。

 ラインアップはオフィススイート非搭載モデル(予想実売価格8万円前後)と、Office Home and Business 2010(SP1)搭載モデル(同10万5000円前後)を用意し、5月下旬に発売する予定だ。量販店モデルのみの展開で、仕様をカスタマイズできる直販モデルは販売しない。

 同製品は価格を抑えつつ、デザインや基本スペックに注力した大画面ノートPC。従来モデルの「HP Pavilion g6-1300 インテルモデル」から、「HP Imprint」技術による光沢ボディを継承しつつ、カラーバリエーションは2色から3色(スパークリングブラック、ルビーレッド、プルシアンブルー)に拡充した。キーボードは、新たにテンキー付きの浮き石型キーボード(キー間隔を離した、いわゆるアイソレーションデザイン)を採用している。

「ルビーレッド」(写真=左)と「プルシアンブルー」(写真=右)のカラバリ

 基本スペックはIvy Bridge世代に刷新。クアッドコアの第3世代Core i7-3612QM(2.1GHz/最大3.1GHz)、Intel HM76 Expressチップセット、Intel HD Graphics 4000(CPU統合)、8Gバイトメモリ(4Gバイト×2/PC3-12800)、750GバイトHDD(5400rpm)、DVDスーパーマルチドライブ、1366×768ドット表示の15.6型ワイド液晶を搭載する。

 通信機能は100BASE-TXの有線LANとIEEE802.11b/g/nの無線LANを標準装備(オフィス付きモデルはBluetooth 4.0も内蔵)。HDMI出力、アナログRGB出力、USB 3.0×2、USB 2.0、音声入出力、SDXC対応SDメモリーカード/MMCスロット、約30万画素のWebカメラ、ALTEC LANSINGブランドのステレオスピーカー(Dolby Advanced Audio v2対応)も備える。

 バッテリー駆動時間は公称5.5時間。本体サイズは378(幅)×244(奥行き)×31〜39(高さ)ミリ、重量は約2.4キロだ。

 プリインストールOSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)を採用する。製品には標準の1年間保証に加えて、購入後30日間は初期設定を無償で支援する「HPなんでも相談サービス(30日)」が標準添付される。

天面にはフィルム転写技術の「HP Imprint」を採用し、光沢と発色のよさ、傷に強いボディを実現(写真=左)。クロムフィニッシュのスピーカー部がデザインのアクセントになっている(写真=中央)。キーボードはテンキー付きの浮き石型だ(写真=右)。写真のキーボードは英語版だが、実際の製品では日本語106キー仕様になる

インタフェースはボディの左右側面に分けて搭載。曲線的なフォルムを採用する

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