米Hewlett-Packard(以下、HP)は5月9日、中国上海で事業戦略説明および新製品発表のイベント「Global Influencer Summit 2012」を開催。同イベントにてUltrabookの新機種「HP ENVY Spectre XT」を発表した。アジア太平洋地域にて、2012年6月中旬より約999.99米ドルで発売する。日本での発売は未定だ。
HP ENVY Spectre XTは、13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載したUltrabook。全面メタリック仕様のボディは、厚さが14.5ミリ、重量が1.39キロと薄型軽量に仕上がっている。バッテリー動作時間は公称値で約8時間だ。オプションで256GバイトのSSDを内蔵可能だ。インタフェースはUSB 3.0、HDMI出力のほか、ギガビットLANを備える。アプリケーションはPhotoshop Elements 10/Premiere Elements 10が付属する。
そのほかの詳細なスペックは公開されていない。会場に展示してあるデモ機は、未発表のCPUである「Core i7-3667U」を搭載し、メモリ容量は4Gバイト、OSは64ビット版のWindows 7 Home Plemium、13.3型ワイド液晶は1366×768ドットの解像度だった。
HPは14型ワイド液晶搭載の「HP ENVY 4 Ultrabook」、15.6型ワイド液晶搭載の「HP ENVY 6 Ultrabook」も同時発表した。どちらもストレージはSSDを内蔵し、デモ機はインテル未発表のCPUである「Core i5-3317U」を搭載していた。
また、HP ENVY 6 Ultrabookは、AMD未発表の次世代APUを採用したAMDモデルも用意する。デモ機が搭載していたAPUは「AMD A10-4655M」だ。
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