電子情報技術産業協会(JEITA)は5月24日、2012年4月の国内PC出荷台数を発表した。出荷台数は前年同月比で3.9%増の93万9000台だ。内訳は、デスクトップPCが前年同月比10.9%減の23万台、ノートPCが同9.8%増の70万9000台。全PCの出荷台数のうち、ノートPCの比率は75.5%で過去最高となった。
出荷台数の増加に対し、出荷金額は前年同月比で7.7%減少し693億円となった。このうちデスクトップPCは同22.2%減の180億円、ノートPCが同1.2%増の513億円だった。オールインワン型のデスクトップPCが出荷台数、売り上げともに前年同月比で20%程度減少したのに対し、モバイルノートPCは出荷台数、売り上げともに10%以上増加した。
統計に参加している企業は、アップルジャパン、NEC、ソニー、オンキヨー、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの12社。デル、日本ヒューレット・パッカード、ASUSTeK、エイサーなどは含まれていない。
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