米Microsoftは7月16日(現地時間)、次期オフィススイート「Office 2013」(コードネーム:Office 15)のカスタマープレビュー版のダウンロード提供を開始した。日本語版は特設ページからダウンロードできる。インストールにはWindows Liveのアカウントが必要で、対応するOSはWindows 7以降あるいはWindows Server 2008 R2以降だ。
Office 2013は、2010年6月に発売された「Office 2010」の後継オフィススイート。正式版の発売時期や価格、エディションについてはまだ発表されていないが、同社が発売するオリジナルタブレット「Surface」のWindows RTモデルにはOffice 2013がプリインストールされることになっていることから、Office 2013の正式版はSurfaceのWindows RTモデル発売(=Windows 8の発売)と同時期になるとみられる。
Officeのプレビュー版の名称は、「個人のお客様向けOffice Professional 2013プレビュー」となっている。Office 2013はクラウドベースのオフィススイート「Office 365」と異なり、従来通りデスクトップにインストールするスイートだが、SkyDriveとの連係でクラウドの利用が可能になった。スイートに含まれるアプリケーションは「Word」「PowerPoint」「Excel」「OneNote」「Outlook」。カスタマープレビューでは以下のようなことが可能だ。
Microsoftは同日、Office 365のエディションも発表した。こちらのエディションは以下の3つだ。正式版の価格とリリース次期は発表されなかった。
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