既報の通り、最新Mac OS「OS X Mountain Lion」がついにリリースされた。PC USERでもすでに林信行氏によるレビューを掲載しているが、1700円という価格の安さも手伝って、早速インストールしてみたMacユーザーも多いだろう。
とはいえ、仕事などで日常的にMacを使っている場合は、ある程度この新OSの評判が固まるまでアップデートを待つという人もいるかもしれない。アップルの担当者は、Mountain Lionを「iOS機器との連携を強化しつつ、OS Xの考え方を継承した」と説明し、Lionの延長としてあくまでトラックパッドやマウス操作を前提とするMacに最適化したOSであることを強調しているものの、メジャーアップデートに慎重になるのは当然の反応ともいえる。そんな人はひとまずアップルの直営店でMountain Lionを体験してみてはいかがだろうか。
Mountain Lionのリリースから一夜明けたアップルストア銀座では、店内に展示された約60台のMacがすべて最新バージョンにアップデートされ、自由に新機能を試せるようになっている。また、取材時はストアスタッフによる製品デモが行われており、Mountain Lion目当てで来店した人が熱心に耳を傾けていた。
そのうちのひとりに話を伺ったところ、「iPhoneもiPadも使っているので、メッセージやリマインダーみたいなおなじみの機能がMacと連携して使えるのはいいですね。(iCloudタブ機能を指して)インターネットでページを見ていて、別の端末でも同じように見られるのも便利です」と気に入った様子。「この間主人が新しいMacBook Airを購入したので、2011年発売のMacBook Airをもらったのですが、今週末にふたりでアップデートしようと思っています」とコメントしてくれた。
なお、200を超える新機能を搭載したMountain Lionの注目機能は、『たった1700円で最高のクラウド世代Mac OSが手に入る――「OS X Mountain Lion」』を参考にしてほしい。
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