キヤノンは8月9日、ビジネス向け液晶プロジェクター5機種を発表した。2012年8月中旬から順次発売する。ラインアップは大会議室向けの「SX6000」「WX6000」、中会議室向けの「LV-7392A」、小会議室向けの「LV-8227A」「LV-7297A」となる。価格はすべてオープン。
SX6000は、反射型液晶パネル(LCOS)の開口率を約96%まで向上させ、明るさ6000ルーメンを実現したモデル。出荷開始は2012年10月中旬だ。
コントラスト比は1000:1、解像度は1400×1050ドットで、最大1920×1080ドットまでの入力に対応する。映像入力はアナログRGB、DVI、HDMI(ver 1.3)を搭載する。本体サイズは380(幅)×430(奥行き)×150(高さ)ミリ、重量は8.5キロ。
WX6000は、SX6000の下位モデルで、解像度が1440×900ドット、明るさは5700ルーメンとなるほかは、SX6000と仕様がほぼ共通する。出荷開始は2012年9月下旬だ。
中小会議室向けの3機種は、それぞれ解像度や明るさ、コントラスト比が異なる。LV-8227Aの解像度は1280×800ドット、明るさ2500ルーメン、コントラスト比は3000:1。LV-7392AとLV-7297Aの解像度は1024×768ドットで、コントラスト比は2000:1。明るさはそれぞれ3000ルーメンと2600ルーメンとなる。
3機種とも、本体サイズは334(幅)×247(奥行き)×101(高さ)ミリで、重量は2.99キロ。映像入力はHDMI、アナログRGB、コンポジットビデオを搭載し、モノラルの10ワットスピーカーを備える。出荷開始時期は以下の通り。
プロジェクター新機種の主な仕様 | ||||||||
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製品名 | カテゴリ | 解像度 | 明るさ | コントラスト比 | 倍率(ズーム) | フォーカス | 重量 | 出荷開始時期 |
SX6000 | 大会議室向け | 1400×1050 | 6000ルーメン | 1000:1 | 1.5(電動) | オート | 8.5キロ | 10月中旬 |
WX6000 | 大会議室向け | 1440×900 | 5700ルーメン | 1000:1 | 1.5(電動) | オート | 8.5キロ | 9月下旬 |
LV-7392A | 中会議室向け | 1024×768 | 3000ルーメン | 2000:1 | 1.2(手動) | 手動 | 2.99キロ | 8月中旬 |
LV-8227A | 小会議室向け | 1280×800 | 2500ルーメン | 2000:1 | 1.2(手動) | 手動 | 2.99キロ | 9月上旬 |
LV-7297A | 小会議室向け | 1024×768 | 2600ルーメン | 2000:1 | 1.2(手動) | 手動 | 2.99キロ | 9月上旬 |
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