ASUS、ゲーミングPC向けのE-ATXマザーボード

» 2012年08月10日 12時15分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
photo Maximus V Formula

 ASUSTeKは8月10日、E-ATXフォームファクタに対応するマザーボード「Maximus V Formula」を発売した。価格はオープンで、想定実売価格は3万円前後。

 本製品は、Intel Z77チップセットを搭載するLGA1155対応のE-ATXマザーボード。水冷に対応する電源回路部ヒートシンク「Fusion Thermo」や、ゲーム向けのサウンドチップ「SupremeFX IV」、ネットワークゲームの通信データ優先度を上げる「Game First II」を搭載するゲーミングPC向けモデルだ。

 Serial ATA 6Gbpsを6基、Serial ATA 3Gbpsを2基、eSATAを2基、mSATAを1基、USB 3.0を6基、USB 2.0を8基利用できるほか、PCI Express 3.0 x16対応スロットを3基、PCI Express 2.0 x4対応スロットを1基、PCI Express 2.0 x1対応スロットを3基、PCI Express x1 Mini Cardを1基用意する。SLIやCrossFireといったマルチGPU環境も可能だ。

 映像出力インタフェースはHDMIとDisplayPortを備え、メモリスロットはDDR3対応を4基(最大容量32Gバイト)、ギガビット対応LANを1基を搭載する。無線機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0を利用できる。

photo ThunderFX

 本製品にUSB DAC「ThunderFX」を付属したモデル「Maximus V Formula/ThunderFX」も用意する。価格はオープンで、想定実売価格は3万6000円前後。こちらはThunderFXの在庫がなくなり次第、販売を終了する。

 ThunderFXのSN比は114デシベル、インピーダンスは300オームに対応し、インタフェースはデジタル入力(USB)を1系統、アナログ入力を4系統、アナログ出力を1系統を装備する。本体サイズは137.5(幅)×191(奥行き)×37(高さ)ミリ。

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