「GeForce GTX 660 Ti」解禁、アキバで深夜販売2万8000円前後から

» 2012年08月16日 23時05分 公開
[ITmedia]
ドスパラパーツ館で深夜販売されたグラフィックスカード

 8月16日22時、事前の告知通り、ドスパラパーツ館、PC DIY SHOP FreeT、ツートップ秋葉原本店の3店舗が臨時オープンし、「新型グラフィックスカード」の販売を開始した。同時刻に販売解禁となったのは、NVIDIAの新型GPUである「GeForce GTX 660 Ti」を搭載したグラフィックスカードだ。

 GeForce GTX 660 Tiは、Keplerアーキテクチャを採用したミドルハイの製品で、グラフィックスコアに、GeForce GTX 680や同670と同じ「GK104」を採用する。CUDAコア数は1344基、テクスチャユニットは112基、コアクロック/Boostクロックがそれぞれ915MHz/980MHzと、GeForce GTX 670から変わっていないが、メモリバス幅が256ビットではなく192ビットになる。編集部で実施したベンチマークテストでは、GeForce GTX 580相当の3D性能を発揮しており、消費電力(TDP 150ワット)の面でメリットは大きい(なお、詳細なレビューは後ほどお届けする)。

 今回の深夜販売で登場したのは、ZOTAC、MSI、Palit、GALAXY、GAINWORD製カードで、2万8000円前後の定格クロックモデルから3万4000円前後のオーバークロックモデルまで、8モデルが店頭に並んだ。なお、取材時(22時の深夜営業開始直前)には、新型グラフィックスカードや特価品を求めて、約30〜40人ほどがパーツショップ通りに集まっていた。

写真は左から、ドスパラパーツ館、PC DIY SHOP FreeT、ツートップ秋葉原本店の価格表

秋葉原のパーツショップ通り(8月16日22時前の様子)

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