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ホノルルマラソンへの道:東京マラソン2009に応募してみた

東京マラソン2009のランナー募集が始まった。2日で定員を超えた今大会。今年は当選することができるか!?

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 7月22日、東京マラソン2009の参加募集受付がスタートした。2年前から開始したこの大会。大きくマラソン(42.195キロ)と10キロの2種目に分かれている。両種目ともに東京都庁を出発。10キロは、飯田橋→皇居前→日比谷公園というコース、マラソンは、飯田橋→皇居前→日比谷→品川→銀座→日本橋→浅草雷門→築地→豊洲、そして有明の東京ビッグサイトでゴールするコースとなっている。

前回と変わったこと

 前回大会は合計約3万2000人が参加。どちらも参加者の97%以上が完走している。3回目を迎える今年、募集開始から2日でマラソンの定員の3万人を超え、すでに抽選になることが決定。また7月28日には、10キロ走も定員を超え、抽選となることが発表となった。年々人気に拍車がかかっている。

 前回大会と変わったことをあげると、まず大会の日程。これまでの2大会は、2月中旬に実施していたが、東京マラソン2009は3月22日となった。また、抽選の倍率を考えてか、これまで18歳以上だったマラソンの参加資格を19歳以上に引き上げている。

 なお、ランナー募集は引き続き9月22日まで行われている。抽選の結果は、11月中旬に申込者全員にメールもしくは郵送にて発表される。

制限時間は?

 一般参加者の場合、マラソンの制限時間は7時間。参加資格には、6時間40分以内に完走できる男女と記されている。また各コースとも関門閉鎖時刻が設けられている。下記は前大会のマラソンの関門閉鎖時刻だ。参考までに自分の走行目安と照らし合わせてほしい。なお、今回の大会については調整中とのこと。

関門 場所 距離 閉鎖時刻
5キロ関門 飯田橋セントラルプラザ 5.6キロ 10時30分
10キロ関門 内幸町交差点 10.5キロ 11時04分
15キロ関門 品川折返し(高輪3-23) 15.5キロ 11時49分
20キロ関門 内幸町交差点 20.4キロ 12時33分
25キロ関門 東日本橋 25.1キロ 13時16分
30キロ関門 浅草橋交差点 30.0キロ 14時
35キロ関門 万年橋西交差点 34.6キロ 14時42分
38キロ関門 豊洲駅前 38.1キロ 15時31分
フィニッシュ 東京ビッグサイト 42.195キロ 16時10分
※9時10分マラソンスタート

当選した場合

 もし当選した場合の参加料はマラソン(国内)が1万円、10キロが5000円。そのほか事務手数料や振り込み手数料がかかる。決済は、カードやコンビニのネット決済、振り込み用紙による支払いにて可能。参加者受付は、大会当日に行わず、2009年3月19日、20日、21日の3日間、東京マラソンEXPO2009会場(東京ビッグサイト)にて実施される。

 なお、マラソンと10キロの同時申し込み、同時参加は不可となっている。1人1種目での申し込み厳守で、同一人物による複数種目エントリーが判明した場合は失格となり、申し込み後の返金もされない。

友達は今どこを走っているのか

 過去2大会では、公式サイトでランナーの位置情報サービス「ランナーアップデートサービス」を提供していた。このサービスは参加者のナンバーカードまたは、氏名を入力し検索することで、5キロごとの通過タイムを調べることができるというもの。友達を応援する際など、ランナーの現在位置を確認できて便利な機能だ。ケータイからのアクセスも可能。またマラソンのフィニッシュ会場では、検索用パソコンから無料でサービスを利用することもできた。

 おそらく今大会もこのサービスは継続されると思われる。当選した友達を応援したいという場合は、このサービスを使ってみるといいだろう。自分が参加できなくても臨場感が味わえる。

編集部も参加表明

 我が編集部でも現在5人の精鋭たちが応募を表明している。筆者は去年応募して見事に抽選にもれているので、今年こそはぜひとも参加したいところ。先陣を切って、応募することにした。

 まず東京マラソン2009のエントリー画面から、申し込み規約に同意し、「次のステップ」へ移る。そしてメールアドレスを登録。OKに進むと、自分のメールアドレスに本登録用ページのURLが記載されたメールが届く。

photo まずメールアドレスを入力

 東京マラソンの申し込みは、この本登録が済んでいないと、受付完了とならないので注意してほしい。また、メールが届いてから2時間以内にURLをクリックし、本登録を行う必要がある。2時間を過ぎるとエラーとなり、再度エントリー画面に戻り、申し込み規約に同意するところから始めなければならない。

 URLをクリックし、名前や住所、電話番号など、基本情報を記入する。次に種目を選ぶ。そして自分の予想タイムやフルマラソンの参加経験などの情報を入力。最後にアンケート項目が含まれていた。こちらも参加希望者増加における策の1つとして行われていることだろう。

photophotophoto 本登録を行う

 アンケートに答えて、申し込み完了。11月中旬の抽選結果を待つことにする。果たして今年は当選でき、東京マラソンを走りきることができるのか? 当選した際にはご報告、ならびに走行の様子などをお伝えしたいと思う。

photophoto 登録が完了。完了後メールが届く(左)

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