プロの定番高級機をデジタル化「1」の称号を与えられた実力
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評価のポイント
デザイン
ユーザーインタフェース
機能
性能
バッテリ
ソフト
レンズ
総合評価
光学的な疑色軽減(=ローパスフィルター)と、ソフトウェア的な疑色軽減とのバランスが練りに練られた415万画素CCDを搭載したデジタル一眼レフ。解像感は求めたが画素数は追及していない。大事なのは作画機能の実力だ。そんな明確なメッセージを感じる1台である。1Dの開発にもっとも求められたものは「高速連写の需要への回答」だった。8コマ/秒と画質を求めるうえで、必要以上の画素数追及はコンセプトから外れたことだったのである。
高速連写の1Dだが、もちろん1枚1枚コツコツと撮ったっていい。銀塩のハイエンド一眼レフEOS-1と同じ感覚で使えるうれしさ、わくわく感が、このカメラの最大の魅力になっている。快適な撮影レスポンスがうれしいのだ。データの書き込みでシャッターが降りなくなる瞬間は、「やっぱり、デジタルはこれだから……」とブルーになる瞬間だが、1Dにはそういう不快な症例は起こらない。これも、デジタルを感じさせない要因の1つかもしれない。
ベンダー製品担当者からの一言
大型415万画素CCDを搭載し、最高約8コマ/秒(連続約21コマ)の高速連写を実現したプロ用最高級デジタルAF一眼レフカメラ。報道やスポーツ、スタジオ撮影などプロのニーズを満たす高画質と高速レスポンスを実現しています。(キヤノン販売 広報部 徳重義弘)
主要スペック
撮像素子 | 高感度・高解像度大型単板CCDセンサー |
有効画素数 | 415万画素 |
シャッタースピード | 1/16000−30秒(1/3段ステップ)、バルブ、X=1/500秒 |
感度(ISO) | 200〜1600相当(1/3段ステップ)、ISO100、3200相当の感度拡張が可能 |
焦点調節 | オート/マニュアル |
最高品質時の最大画像解像度(W×H) | 2496×1662ピクセル |
記憶メディア | CFカード(Type I/II準拠) |
画像ファイル形式 | DCF(JPEG)、RAW |
PCとのインタフェース | IEEE 1394(専用ケーブル使用) |
サイズ(W×H×D) | 156×157.6×79.9ミリ |
重量 | 1250グラム(本体のみ、電池335グラム) |
[島津篤志(電塾会友), ITmedia ]
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