Trolltech、クロスプラットフォーム開発環境のOS Xネイティブ版を公開クロスプラットフォームでネイティブ動作するアプリケーション開発環境「Qt」は、商用ライセンスは出ていたものの、Mac OS X向けには無償ライセンス版が提供されていなかった。開発会社のTrolltechはついにそのGNU GPL版の提供を開始した。
TrolltechはGNU General Public License (GPL) のもとでQt/Macを公開した。これにより、MacのデベロッパーはQt/Macを無償で利用することが可能になる。 Qt/Macは、シングルソース、マルチプラットフォームのC++ GUIツールキットで、Windows、Linux、UNIX、OS X上で、同じコードベースでネイティブに動かすことができる、QtをMacに移植したもの。 GNU GPL版Qt/Macで開発されたソフトウェアは、完全なソースコードが付属した状態で公開される必要がある。Qt/Macで商用ソフトウェアを開発したい場合には、Qt/Macの商用ライセンスを取得しなければならない。 これにより、Qt/X11を使って開発されたソフトウェアが一気にOS Xに流れ込んでくる。ほとんどのアプリケーションは単純なリコンパイルでMac OS Xネイティブに対応すると、Trolltechでは述べている。同社社長で共同創設者のエイリック・エング氏は、「このデュアル・ライセンス戦略は、Trolltechの成功の鍵となっている」と語った。 GNU GPL版Qt/Macは、既にダウンロード可能。 [Macworld.co.uk staff, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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