> レビュー 2003年6月27日 07:25 PM 更新

Endeavor NT3000
リーズナブルな価格が魅力のBTO対応デスクノート(1/3)

製品写真
総合評価7
デザイン6
パフォーマンス7
機能7
拡張性6
付属ソフト6
コストパフォーマンス8
レイティングポリシー

評価のポイント

デザイン

     外装は実用本位のシンプルなもの。ダークブルーのカラーリングは大手メーカー製のマシンに比べると地味だが、飽きがこない。筐体が前面に向かって傾斜しており、キーを打ちやすくする工夫がなされている。

パフォーマンス

     CPUはデスクトップ用のCeleronまたはPentium 4を搭載している。バッテリ駆動時間では不利だが、パフォーマンスと低価格がメリット。グラフィックス機能はチップセット内蔵型のSiS650を使用しており、ノートPCとしては標準的な3D描画能力を持つ。

機能

     デスクトップ並みのインタフェースを備えており、さまざまな周辺機器と接続可能なので不自由はない。OSが起動していないときもCDプレーヤーとして使用できるCD操作スイッチなどのユニークな装備も備えている。

拡張性

     デスクトップに準じたインタフェースだが、一部のインタフェースは上下が逆になっており、装着時に注意が必要。光学式ドライブは着脱に対応していないが、リーズナブルな価格を考慮すると致し方のないところか。オプションでIEEEE802.11bの無線LAN機能を内蔵することも可能だ。

付属ソフト

     添付アプリケーションは必要最小限だが、必要なアプリケーションをすでに持っているユーザーにとっては無駄な出費が抑えられるため、この方がかえってありがたいだろう。

コストパフォーマンス

     付属ソフトが少なく筐体もやや無骨だが、価格は12万円台からと安価でパフォーマンスも十分あり、コストパフォーマンスは高い。デスクノートとして割り切るならお買い得度は高いといえるだろう。

総合評価

 デスクトップ向けのCPUを搭載したオールインワンノートPC。本体は地味なデザインだが、筐体を傾斜させることでキーボードがタイプしやすいように工夫されている。オプションで無線LAN機能を内蔵できる。BTO対応のためユーザーのニーズに応じたさまざまな構成が可能。最小構成で12万円台から手に入るリーズナブルさも魅力だ。

ベンダー製品担当者からの一言

「Endeavor NT3000」は、B.T.Oによりあらゆるニーズに対応できるノートPCのスタンダードモデルです。デスクトップPCなみのパワーを発揮し、ビジネスでお使いいただくのにも最適です。また、標準搭載の音楽CD再生ボタンのほか、本格的なビデオ編集が可能なオプションのビデオ編集ソフト「Symphomovie」などもご用意し、プライベートでも楽しんでいただける仕様になっております。(エプソンダイレクト カスタマーケア部 清水敏男)

評価機の主要スペック

CPUPentium 4/2.4GHz(BTOで変更可能)
液晶15型TFT液晶(1024×768ピクセル)(BTOで14.1型TFTが選択可能)
チップセットSiS650
グラフィックス(ビデオRAM)チップセット内蔵(メインメモリと共用)
メモリDDR SDRAM PC2100 256Mバイト〜1Gバイト(BTOで選択可能)
HDD40Gバイト(UltraATA/100)(BTOで30〜60Gバイトが選択可能)
光学ドライブDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブ(BTOで変更可能)
本体サイズ(W×D×H)326×267×49mm
重量3.3kg

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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