> ニュース 2003年6月30日 02:18 PM 更新

AMD、Opteron 800/100シリーズ発表


 日本AMDは6月30日、最大8ウェイ対応サーバ用プロセッサ「AMD Opteronプロセッサ800シリーズ」と、1ウェイサーバ/ワークステーション向けプロセッサ「AMD Opteronプロセッサ100シリーズ」を発表した。

 4月に発表された「200シリーズ」に続く64ビットプロセッサ。800シリーズはモデル840/842/844の3製品、100シリーズは140/142/144の3製品をラインアップする。実クロックは840/140が1.4GHz、842/142が1.6GHz、844/144が1.8GHz。それぞれ1MバイトのL2キャッシュメモリを搭載する。0.13μメートルプロセスで独ドレスデンのFab 30で製造される。

 100シリーズ対応マザーボードは7月に台湾ASUSTek Computerが「SK8N」を発売する予定。チップセットは米NVIDIA製「nForce3 Pro 150」を採用する。800シリーズ搭載サーバはまず北米で発売される。

 800シリーズ、100シリーズとも同日から量産出荷を開始した。

 1000個ロット時の単価は以下の通り。

製品名価格
モデル8409万3625円
モデル84216万2375円
モデル84426万8625円
モデル1402万8625円
モデル1425万4750円
モデル1448万3625円



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