AVクリエイティブ機能を満載したLaVieシリーズのフラッグシップ
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LaVie Tの先代モデルは横長ディスプレイを搭載した独特なデザインを採用していたが、LT500/5DはLaVie Cシリーズと同じ黒をベースとした筐体を使用している。パームレスト部分にはクラリーノと呼ばれる合成皮革を使用している。フラッグシップらしく高級感があるが、腕に汗をかいているときなどはべたついてしまう可能性もないとは言えない。
キーボードは、キーピッチ19ミリ。キートップには抗菌ラバー加工が施されており、独特なキータッチを生んでいる。このキータッチは悪くない。
液晶ディスプレイは1024×768ピクセル対応の15インチスーパーシャインビュー液晶を採用しており、明るくクリアな動画表示が行える。一般的に言うと、クリアパネルを採用した液晶ディスプレイは外光反射が強く、画面を長時間見続けるオフィスユースには向かない。しかしLT500/5Dの液晶ディスプレイには低反射処理が施されており、アンチグレアタイプに比べると外光反射は気になるものの、最小限に抑えられているという印象を持った。
本体正面。黒を基調とした外装は高級感がある。ディスプレイは15インチスーパーシャインビュー液晶を採用しており、TVやDVDなどの動画再生時も明るく鮮明な画面表示が可能
本体背面。シリアル/パラレルといったレガシーインタフェースは持っていない。4ポートあるUSBは横一直線に並んでいる。TVチューナー端子はコンパクトな専用端子となっており、F型コネクタとの変換ケーブルが付属している
キーボードの上面は抗菌ラバーコーティングされている。キータッチは独特なものだが悪くはない。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きのNXパッドを採用している。キーボードの上部に見えるのはメディア用ポケット
LT500/5Dにはメディア用ポケットと呼ばれる独自のスロットを持っている。そのスロットにシリコンオーディオプレーヤー「InfoAudio」を装着してデータを転送すれば、PC内で管理している音楽データを外出先に持ち出すことができる。このメディア用ポケットは別売のアダプタを使用すると、各種メモリカードのカードリーダーとしても利用できる。
本体左側面。TVチューナー用の映像(S端子含む)/音声入力端子のほか、DVDマルチドライブも装備する
本体右側面。PCカードスロットのほかにメディア用ポケットがある。付属のシリコンオーディオプレーヤーInfoAudioとのデータのやりとりに使うほか、オプションのアダプタ経由でSDカードやメモリースティックのデータ読み書きが可能だ
クリエイティブを意識した製品でありながら、CPUのパフォーマンスは若干不足気味の感はあるが、添付のアプリケーションは実用系からDVD作成や動画編集といったクリエイティブなものまで豊富に取りそろえている。ハードウェアエンコードによるTV録画機能を備えている製品は選択肢が少ない。高品質なTV録画や充実したAV機能を楽しみたいユーザーにお勧めだ。
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