デスクトップ用CPU搭載のBTO対応ミッドレンジノートPC
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BTOでSXGA+対応ディスプレイを選択可能
Inspiron 5100の液晶パネルは、SXGA+(1400×1050ピクセル)対応15インチTFT、XGA(1024×768ピクセル)対応15インチTFT、XGA対応14.1インチTFTの3種類から選択できる。下位モデルのInspiron 1100はXGA対応のものしか選択できず、このようなところでも差別化が行われている。今回試用したモデルはSXGA+対応の液晶パネルを採用しているが、輝度、コントラストともに良好で、視野角に関しても特に問題はない。
インタフェースでは、シリアル/パラレルといったレガシーポートは廃されている。USBポートはUSB 2.0対応で、背面に2ポート設置されている。この他にIEEE1394ポートも備えており、DVカメラから取り込んだビデオの編集などが楽しめる。ネットワークはモデムと有線LANを標準装備。IEEE802.11b/gに対応した無線LANモジュールを内蔵可能だ。
本体右側面。モデムポートの他には盗難防止用鍵取付穴(ケンジントンスロット)というシンプルな構成だ
本体左側面。PCカードスロット、サウンド入出力、光学式ドライブが配置されている。光学式ドライブは下位モデルのInspiron 1100と同様に固定式で、購入後はアップグレードできない
キーボードは、キーピッチ19.5ミリ、キーストローク2.7ミリと十分なキーピッチ/ストロークを持つが、キーの配置が変則的なため慣れを要する。ポインティングデバイスはタッチパッド。キーボードの上部には、同社のサポートページにワンタッチでアクセスできるEサポートボタンがある。
キーボードは、キーピッチ19.5ミリ、ストローク2.7ミリを確保。キーの配置が独特なので、それなりの慣れが必要だ。ポインティングデバイスはタッチパッドを採用
国内の大手メーカー製PCに比べると付属アプリケーションは必要最小限度にとどめられているが、その分価格が抑えられている。また、BTOでマイクロソフトの「Office XP Personal」を始めとする各種アプリケーションが選択できるので、付属ソフトの少なさは問題にはならないだろう。デスクトップのパフォーマンスとノートPCの可搬性を両立し、なおかつコストパフォーマンスの高いマシンを望んでいるユーザーにはお勧めの製品だ。
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