> ニュース 2003年7月30日 10:07 PM 更新
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Safariのブラウザ利用シェア、2月の2倍以上に

ウェブブラウザの利用状況に関する最新の調査結果によれば、Safariの利用者は2月の2倍に達している。ただし、それでも全体の0.25%である。

 ウェブ統計調査会社のOneStat.comは、世界のウェブブラウザの使用状況に関する統計を発表した。Apple ComputerのSafariブラウザのシェアは今年の2月の2倍以上に達していると、同社は報告している。

 OneStat.comによれば、Safariのシェアは2003年2月は0.11%だったが、現在では0.25%だという。Apple ComputerのSafariブラウザはKDEのKonquerorのKHTMLをベースにしており、1月にパブリックベータのテスト版がリリースされた。ベータテスト期間中のダウンロードは500万回を超えたとAppleは発表している。AppleはSafari 1.0を6月に発表。Mac OS XデベロッパーがSafari HTMLレンダリングエンジンを自社のソフトウェアに組み込むことができるよう、ソフトウェア開発キット(SDK)も提供している。

 OneStat.comの調査によれば、MicrosoftのInternet Explorerのシェアは95.4%。OneStat.comはMacとPCプラットフォームの区別をつけていないが、市場全体ではIE 6.0が66.3%、IE 5.5が14.5%、 IE 4.0が0.8%となっている。

 Internet Explorerを追うのが、オープンソースのウェブブラウザでMac OS Xを含むさまざまなプラットフォームで提供されているMozillaで、1.6%(2月の1.2%から増えている)、Netscape Navigatorが0.6%、Opera SoftwareのOperaブラウザが0.6%である。

 OneStat.comの調査結果は先週の平均値から算出されている。この調査はOneStat.comの技術を使っているウェブサイトを訪れた200万人のサンプルに基づく。同社によれば、OneStat.comのウェブ統計集計技術は100カ国以上の5万サイト以上で利用されているという。

[Peter Cohen , IDG Japan]

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