> ニュース 2003年7月31日 05:02 PM 更新
IDG

USBカメラでもiChat AVが使えるIChatUSBCamが正式版に

FireWireカメラに限定されているiChat AVを、安価なUSBカメラでも利用可能にするユーティリティ、IChatUSBCamが1.0になった。

 Ecamm NetworkはiChatUSBCam v1.0をリリースした。これはiChat AVのユーザーがFireWireベースのカメラの代わりにUSBカメラを使えるようにするためのユーティリティだ。

 iChat AVはApple Computerが現在パブリックベータ版として提供している、音声と動画をサポートしたインスタント・メッセージング・ソフトウェアだ。マイクとFireWireベースのカメラ(Apple自身が販売しているiSightやDVカムコーダーなど)を使って遠隔地のユーザーとテレビ電話ができる。ただし、USBカメラはiChat AVでは利用できないため、多くのユーザーがiChat AVから取り残されている。

 iChatUSBCamとiChat AVを組み合わせると、このジレンマから脱却できる。このソフトウェア開発者によれば、これによりほとんどのQuickTimeビデオソースがビデオカンファレンスに利用でき、AppleがiChat AVの動作環境として推奨としているスペックを下回っていても利用できる場合があるという。

 このソフトウェアを使うには、USBウェブカムがMac OS X上で動作する必要がある。Ecamm Networkのサイトには、USBウェブカムのドライバソフトへのリンクが掲載されている。

 iChatUSBCamはUnsanityが提供するシステム環境設定拡張用フリーウェア、Application Enhancer (APE) のモジュールとなっている。iChatUSBCamの価格は9.95ドル。iChatUSBCamには多くの注意事項があるので、ソフトウェアを導入する前に、ドキュメントをよく読んでおく必要がある。

[Peter Cohen, IDG Japan]

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