Appleの10-Q報告でEarthLink、ARM持ち株売却が明らかに米国企業が米証券取引委員会に四半期ごとに提出する書類の中で、Appleの投資、開発に関する情報が明らかになった。同社は既にEarthLink、ARMの株主ではない。
Apple Computerは先頃、米証券取引委員会(SEC)にForm 10-Q報告書を提出した。この四半期ごとに提出する書類の中身は、Appleの財務報告を追いかけている人にとっては既知の情報が大半だが、さらに突っ込んだ内容も含まれている。 Appleが以前報告したように、同社の四半期売上高は15億4500万ドルで前年同期比で8%伸びているが、純利益については前年割れを予想している。 Appleは報告書の中で、チップ設計会社であるARM Holdings PLCの持ち株の残りすべてを売却し、その純利益は29万5000ドル、税引き前利益は27万ドルになったという。 Appleは米国のISPであるEarthLinkの株も手放した。396万のEarthLink株は2300万ドルとなり、200万ドルの売却益を生んだ。 世界的なコンテンツ配給ネットワークプロバイダーであるAkamai Technologiesへの投資は続行しており、第2四半期末時点での市場価格は1400万ドルに相当する。 2003年第4四半期の見通しについてAppleでは純売上高は「一桁の上のほう」の伸長を見込んでいるが、粗利率は100の基本ポイントを下回ると予測している。Pantherのリリースを控えているためJaguarの売り上げが落ちていること、今月出荷が予定されているPower Mac G5の製造コストが増加していることが挙げられる。 Appleは第4四半期の営業経費を4億2000万ドル程度と見込んでおり、これは第3四半期よりも100万ドル増加している。このうち、Panther開発費として1000万ドルが計上されている。Appleは投資ポートフォリオの利率が低いことを理由に、株式投資などによる売り上げが減少し、約1000万ドルになると予測している。 [Peter Cohen, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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