キヤノン、“こだわり”の超小型メタルボディ「IXY DIGITAL L」キヤノンは9月12日、IXY DIGITALシリーズの新製品としてスタイリッシュな超小型メタルボディ採用の「IXY DIGITAL L」を発表した。10月下旬から発売する。価格はオープンだが、市場予想価格は4万円前後になる見込み。
スタイリッシュな超小型メタルボディ採用「IXY DIGITAL L」 “機能するアクセサリー”をコンセプトにしたIXY DIGITAL Lの最大の特徴は、素材感にこだわったその小型軽量ボディだ。 サイズは90(幅)×47(高さ)×18.5(奥行き)ミリ、重さは約100グラム(本体のみ)となり、今年5月発表の「IXY DIGITAL 30」が持っていたシリーズ歴代最小最軽量記録を更新した。カラーリングは、プラチナシルバー/ピアノブラック/パールホワイト/シルキーブロンズの4色をラインアップ。各色ごとに表面処理の工程を微妙に変えて、質感、輝き、素材感を最大限に引き出している。
プラチナシルバー/ピアノブラック/パールホワイト/シルキーブロンズの4色をラインアップ シームレスで滑らかなボディラインを作り出すために、1枚のSUSプレートをコの字型に成形したサイドカバーを採用。手作業での下地バフ研磨など含め通常の3倍近い工程を経て仕上げるなど、こだわりの表面処理技術で質感や素材感あるボディを作り上げている。
1枚板成形のサイドカバーやこだわりの表面処理技術によって質感あるボディに IXY DIGITALは、デジカメとしての基本機能も充実させた。 撮像素子は1/2.5インチ有効400万画素のCCDを採用。高画素なCCDの性能を最大限に生かすため、超小型の沈胴式単焦点(35ミリ判換算で39ミリ相当、F2.8)レンズを新たに開発。屈折率2.0を超えた「超高屈折率ガラス」や「高屈折率非球面Gmo」などワンランク上の光学系を採用した。 ズーム機能は、4メガピクセルの高解像度を生かした5.7倍のデジタルズームを装備。同社独自の高画質化映像エンジン「DIGIC」も搭載した。また、約3センチの接写が行える「スーパーマクロ撮影モード」を装備。デジタルズームと併用して、迫力あるクローズアップ撮影が行える。
シャッターボタンの一気押しで瞬時に撮影できる「クイック撮影機能」を装備。また、マニュアルモード時にはシャッタースピードを1/1500〜15秒まで設定可能なほか、スローシャッター時に効果を発揮するノイズリダクション機能、オート/50/100/200/400から選べるISO感度、ヒストグラム表示など、中・上級ユーザーも納得のこだわり機能を装備。 AF機能は、高精度で高速な「5点測距AiAF」と測距点を中央に固定した「中央1点AF」とを選べるほか、暗いシーンでのAF精度を向上させる「AF補助光」を装備。高精度ホワイトバランス、最長3分の音声付き動画撮影(最大でQVGA・15フレーム/秒)、ダイレクトプリント可能なPictBridge対応など、充実した基本機能を備えた。 記録メディアはSDメモリーカードを使用。電源は専用リチウムイオンバッテリーを使い、約190枚の撮影が行えるという。32MバイトのSDメモリーカード、各種接続ケーブル、バッテリー&充電器、ソフトウェアCD-ROMをまとめたオールインワンパッケージとなっている。 別売りオプションでは、水深約3メートルまでの防水機能を備えた低価格なオールウェザーケース「AW-DC10」(7800円)を用意するほか、イタリアの皮革製品高級ブランド「FRURA」製のケースを限定で発売する。
低価格なオールウェザーケース「AW-DC10」 主な仕様は以下の通り。
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