Gシリーズに迫るスペック――キヤノン「PowerShot A80」キヤノンは9月12日、使いやすさを求めたPowerShot Aシリーズの新製品として、400万画素3倍ズーム機「PowerShot A80」を発表した。10月下旬から発売する。オープン価格で、実売想定価格は4万5000円前後となる見込み。
400万画素3倍ズーム機「PowerShot A80」 Aシリーズ最上位機となるPowerShot A80は、光学系を一新。搭載された1/1.8インチ有効400万画素のCCDや非球面レンズ2枚を含む5群6枚のズームレンズは、A80のために新たに開発されたものだ。 35ミリ判換算で38−114ミリ相当の光学3倍ズーム(F2.8−4.9)と、3.6倍のデジタルズームを装備。同社独自の高画質化映像エンジン「DIGIC」を搭載している。 1.5インチのアモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイは、PowerShotシリーズ最上位機種のGシリーズで好評の「バリアングル液晶モニター」を採用。液晶モニターがドアのように飛び出して、ヒンジ部で回転する機構によって、地面スレスレのローアングル撮影や頭の上に掲げてのハイアングル撮影、自分撮りやツーショット撮影など、多彩なアングルで撮影できる。
Gシリーズで好評のバリアングルモニタを搭載 また、GシリーズやSシリーズで採用されている高精度な「SIセンサー」を搭載。タテ位置撮影時に焦点が地面に合ってしまう「誤測距」を減らし、空がフレーム内を多く占めるなど露出やホワイトバランス制御が難しいケースでも正しいAE/AWB制御が可能となる。 モードダイヤルは、オート/イメージゾーン/クリエイティブゾーンに大別された14種類の撮影モードを装備。クリエイティブゾーンには、Gシリーズに搭載されているカスタムモードを2モード分備えた。 AF機能は、高精度な「9点測距AiAF」と測距点を中央に固定した「中央1点AF」とが選択可能。ダイレクトプリント可能なPictBridge対応、高速(約2.4枚/秒、最大5枚)と通常(約1.6枚/秒、最大8枚)とを切り替えできる連写モード、タテ/ヨコ位置撮影を自動判別する再生機能、液晶モニターを一定時間で非表示にする消灯モード、MF拡大機能、ヒストグラム表示など、クラスを超えた高機能を備えた。 ボディデザインは従来のAシリーズの流れを継承。サイズは、103.1(幅)×64.6(高さ)×34.7(奥行き)ミリで、重さは約250グラム(本体のみ)。電源は入手しやすい単3形電池(ニッケル水素充電池、アルカリ乾電池)を使用する。記録メディアはコンパクトフラッシュ(TYPE I)を採用。MicroDriveには対応していない。
別売りオプションとして、水深40メートルと本格水中撮影に対応したウォータープルーフケース「WP-DC900」も用意される 主な仕様は以下の通り。
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