“超”高解像度「HR」の本領発揮――富士写、FinePix「S7000」「F420」発表(2/2)そのほか、外光パッシブ位相差AFとCCD-AFを併用して高速合焦を可能にした「スーパーツインAF」をはじめ、コンテュニアスAF/エリア選択AF/オートエリアAFといった多彩なAF機能、CCD-RAWモード記録、最高1/10000秒の高速シャッターなど、S602のハイスペックを継承している。 FinePix S7000の主な仕様は以下のとおり。
同社定番の縦型スタイル・コンパクト機「FinePix F420」は、今年2月に発表された同社初の“第4世代スーパーCCDハニカム搭載機”「F410」の後継機種。F410と同じ有効310万画素1/2.7インチのスーパーCCDハニカムIV HRを搭載し、35ミリ判換算で36-108ミリ相当の光学3倍ズームを備えるなど、主な仕様はF410と変わらない。
310万画素3倍ズーム搭載コンパクト機「FinePix F420」 一番の変更点が、ボディサイズ。77(幅)×69(高さ)×26.4(奥行き)ミリ、145グラム(本体のみ)の小型軽量ボディに仕上がっている。従来機(F410)も手のひらサイズの薄型コンパクトボディを売りにしていたが、F420はF410に比べて、幅が8ミリほど小さくなり、高さ(0.4ミリ減)と奥行き(0.9ミリ減)もわずかながら減少。体積比では約20%も小型化したほか、重さも約20グラムの減量に成功した。
従来機F410(上)とF420との大きさの比較。だんだん正方形に近くなってきた ボディサイズが小さくなったことで、使い勝手が犠牲になってはなにもならない。だが、F420では小型化しながらも液晶ディスプレイサイズを大型化。F410搭載の1.5インチより一回り大きい1.8インチを採用した。またパネルには、高性能な微反射型CGシリコンTFT液晶を使うことで、視認性を大きく向上させている(従来機は低温ポリシリコンTFT)。
1.8インチ微反射型CGシリコンTFT液晶を搭載したF420(左)と、1.5インチのF410(右) そのほかのF410からの変更点は、4種類(人物/風景/スポーツ/夜景)のシーンモードが選べるようになったほか、AVアウト(ビデオ出力)端子を新たに追加。細かいところでは、感度設定でISO160相当が選べるようになった。その他の仕様は、F410とほぼ同じ。 FinePix F420の主な仕様は以下のとおり。
カラーリングはメタルシルバー(左)とホワイトシルバー(右)の2色が用意される 関連記事 富士写、FinePix2機種――ハイエンド向け「S7000」とコンパクト機「F420」 「一眼レフの撮影感覚を重視」――富士写、10倍ズームの「FinePix S5000」 富士写、新ハニカムCCD搭載の「FinePix」2機種を発表 銀塩フィルムのメカニズムで“白とび”防止――第4世代「スーパーCCDハニカム」 富士写,スーパーCCDハニカムIII搭載「FinePix S602」を発表 画素をまとめて高感度に--第3世代スーパーCCDハニカムを搭載した新FinePix 関連リンク finepix.com 富士写真フイルム [西坂真人, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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