アナログポリシンセの名器、CS-80がソフトシンセで復活「TOTOホーン」で有名なヤマハ製アナログポリフォニックシンセの名器、CS-80がソフトシンセとして復活した。(IDG)
ArturiaはヤマハのCS-80アナログシンセサイザーを現在の音楽家のために、CS-80Vとしてよみがえらせた。CS-80は1970年後半から80年代前半にかけて高い人気を誇ったポリフォニックシンセサイザー。ジャン=ミッシェル・ジャール、ヴァンゲリスといった電子音楽の先駆者が使っていた。CS-80Vの発売日は2003年11月1日。 CS-80Vは約100キロの重さを持つオリジナルの全機能に加え、モジュレーションマトリックス、マルチティンバーモード、アルペジエイターといった新機能も追加されている。サウンドデザイナーが制作したプリセットサウンドが400音色搭載されている。 CS-80VにはArturiaの独自技術であるTrue Analog Emulation (TAE) テクノロジーが使われている。TAEはエイリアシングフリーなオシレーターや他の機能を使い、アナログ回路を使ったサウンドを再現する技術。ArturiaではTAEを使い、Moog Modular Vソフトウェアを開発した。 CS-80Vを動作させるには、G3/500MHzのプロセッサ、メモリは128Mバイト、Mac OS X v10.2以上もしくはMac OS 9.1以上が必要だ。Core Audio、VST、MAS、RTASをサポートし、Cubase、Logicの各バージョン、Pro Tools、Digital Performerで利用できる。 CS-80Vの詳細情報およびサンプルサウンドは同社のウェブサイトから。1976年には6900ドルしていたCS-80だが、CS-80Vの価格は249ドルまたは249ユーロ。リリース日は11月1日だ。 [ IDG Japan ] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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