ジョブズが納得すれば、Intel VanderpoolチップでMac OSは動くIntel CEOのクレイグ・バレット氏は、Intelの新しいプロセッサデザインでは、Mac OSとLonghornを同時に走らせることが可能だと示唆した。ただし、ジョブズ氏がOKすれば、だが。(IDG)
Intelの最高経営責任者(CEO)であるクレイグ・バレット氏は10月26日に行われたインタビューの中で、複数のOSをエミュレーションモードではなくプロセッサレベルでサポートする新しいプロセッサデザイン、“Vanderpool”計画について語った。 「たとえば2種類のOSを同時に実行できるとすれば、1種類のOSだけにすべてを依存する必要がなくなる。Mac OSとLonghornを同時に使って、ビジネス用にはLonghornを、Mac OSを個人用に使うことも可能だ。しかし、その前に、こいつがいいアイデアだということをスティーブ・ジョブズ氏に納得させなければならない」と同氏は語った。 AppleにIntelベースのシステムをリリースさせることができるかどうかという質問に対し、バレット氏は「いまも取り組んではいるが、率直に言って年々関心がなくなりつつあるのは確かだ」と答えた。 「そこには多くの面白い視点がある。スティーブ・ジョブズ氏はIntelベースに対し、アピールしようとしてきている。なぜ自分のOSを98%のシェアを持つ側に持っていってそこで競争しないのか、と思うだろう。しかし、それは彼が望んでいるものではないのだ」と同氏。 同氏はMac OS XのDarwinカーネルがIntelでも「まったく問題なく動く」ことを認めている。しかし、実用的なOSとなるためにはアプリケーションスタックが必要だ。「スティーブにそのことを話しておく必要があるだろう」と同氏は発言した。 Intel CEOはAppleの市場シェアの落ち込みにより、同社がIntelにとって以前よりも興味深い「問題」ではなくなっていると指摘している。「われわれの売り上げの四半期ごとの増減は、Appleのシェアくらいだ。IntelはApple 2社分くらい、増えたり減ったりしていると考えてもらっていい」と同氏。 [ IDG Japan ] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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