「ヨーロッパにiTunes Music Storeを」署名運動がスタートiTunes Music Storeのサービスインを待ちきれない欧州のMacユーザーは、署名運動を開始した。(IDG)
英国のMacユーザーはオンラインで音楽を購入する機会を求め、不安が募っている。 Virgin Entertainment Group、Tiscali SpA、MicrosoftのMSNなどは、ヨーロッパでWindowsユーザー向けにデジタル音楽販売サービスを提供している。Coca-Colaも今週、英国でのデジタルダウンロード市場に参入する計画を明らかにした。 一方、Apple Computerがヨーロッパでサービスを立ち上げるための交渉は進行中だ。米国のみで展開されているiTunes Music Storeは米国での開始7カ月で2000万曲を販売した。 ヨーロッパのWindows向けサービスは、Apple Masterでもあるミュージシャンのピーター・ガブリエル氏の会社、On Demand Distribution (OD2) が提供するサービスを利用するものが大半だ。OD2は音楽をオンラインで提供しようとする会社に対し、ウェアハウスのような役割を果たす。OD2はヨーロッパの音楽会社とライセンス契約を結ぶのに3年をかけた。 ヨーロッパのMacユーザーはAppleがライセンス契約を結ぶまで3年も待っていられない。そこで、スウェーデンのMacユーザーであるヤコブ・ランデフィヨルド氏はAppleにヨーロッパでサービスを提供するよう署名運動を開始した。署名の文面は、「ここに署名したわれわれは、ヨーロッパでiTunes Music Storeをオープンすれば、必ずや大成功を収め、多くの楽曲とiPodが売れることになるものと確信します」というもので、これまでに415人の署名を集めている。 ランデフィヨルド氏はMacworld誌に「この署名運動を始めたのは、Appleと音楽レーベルに対し、iTunes Music Storeをヨーロッパで開始するように働きかける」と語った。 ヨーロッパの音楽業界のライセンシングと地域割り当てはビザンチンの迷宮のように複雑で、全欧にまたがるiTunesの契約交渉はいまだに継続中である。 [ IDG Japan ] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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