IEEE802.11a/b/g準拠無線LAN&ギガビットEthernetが標準搭載される企業向けピュアタブレットPC――富士通「FMV-STYLISTIC TB10」富士通は12月16日、企業向けピュアタブレット型のタブレットPC「FMV-STYLISTIC TB10」を発表、同日より発売する。価格は27万6000円から。
FMV-STYLISTIC TB10 「FMV-STYLISTIC TB10」は、12.1インチ液晶にPentium M/1GHz、Intel 855GMEチップセット、PC2700 DDR SDRAMを採用することで高速化が図られた、主に企業向けとして販売されるピュアタブレット型のタブレットPC。主にオフィス用途での利用に加え、受発注や棚卸しなどの現場で利用する端末などとして想定されている。 同社製タブレットPCとして2002年11月に発売された、光学ドライブ付きのドッキングステーションやキーボードなどが付属される「FMV-STYLISTIC TB80」(2002年11月7日の記事参照)と比べて、CPUがモバイルPentium III/800MHz-Mから超低電圧版Pentium M/1GHz、液晶サイズが10.4インチから12.1インチ、ネットワーク機能としてIEEE802.11b準拠無線LAN+10BASE-T/100BASE-TX EthernetからIEEE802.11a/b/g準拠無線LAN+10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T Ethernet、バッテリー持続時間が約4.4時間から5時間(オプションのバッテリパック(L)使用時は7.5時間)へ機能向上、ワイヤレスキーボードが付属する「FMV-STYLISTIC TB10/S」と付属しないモデル「FMV-STYLISTIC TB10/B」とを選択できるようになった。 ちなみに「FMV-STYLISTIC TB10/S」は、ドッキングステーション、ワイヤレスキーボード、USBマウスが付属され、価格は34万6800円となる。ドッキングステーションには、LANポート、外部ディスプレイ端子、音声出力端子、USB 2.0、IEEE1394、CD-RW/DVD-ROMドライブなどが搭載される。
FMV-STYLISTIC TB10/Sに付属されるドッキングステーション、ワイヤレスキーボード、USBマウス また、80万通りを超える組み合わせの設定が可能な「セキュリティボタン」、スマートカードによる認証、文字の形と書き順による認識を組み合わせたハイブリッド方式を採用したという独自開発の「手書き文字認識エンジン」などが新たに搭載された。 主な仕様は以下の通り。
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