Broadband Weekly Top 10(4月7日〜13日)
期待高まるアッカの“拡張版Annex Cだが?

約6.9キロの地点で,3倍以上の帯域幅を実現。アッカの拡張版Annex CはReach DSLと勝負できる技術だ。しかし,それには条件がある。

【国内記事】 2002年4月15日更新

1位: アッカ,年内にもADSLの長距離&高速化へ

2位: ADSL,237万回線に――「首位戦線」に異常アリ?

3位: 平成電電のADSL,最大8Mbpsで月額1200円

4位: スカイリー・ネット,“たまごっち”状のP2P端末を開発

5位: BIGLOBEの語る「未来のISP」と5社連合構想

6位: NTT「線路長・損失情報表示」は信頼度が低い? DSL事業者が不満

7位: 800円をめぐる駆け引き〜Bフレッツ「ニューファミリータイプ」

8位: [NAB2002速報(9日)] ついにMPEG-7が登場。音楽・映像のデジタル販売を推進するあらたな規格となるか

9位: アッカ,ADSL判定システムが進化――「経路情報」対応

10位: 最強を謳うNTT-MEのブロードバンドルータ「BA5000 Pro」を試す

 先週は,アッカ・ネットワークスが採用するGlobespanの新技術が注目を集めた。詳細は本日掲載の別記事を参照してほしいが,長距離化と高速化の要素を併せ持つ技術はシェア拡大に向けた大きな武器となるだろう。

 とくに,これまでNTT収容局と距離があるためにADSLを諦めていたユーザーには朗報だ。Yahoo! BBのReach DSLに続く長距離タイプのDSL登場は,ユーザーの選択肢を増やしてくれる。

 ここで気になるのは,アッカのサービスエリア拡大計画だ。同社はこれまで,採算性重視で大都市圏を中心に展開しており,昨年の目標であった530局を達成してからは極端に開局ペースが落ちている。

 現在の開局済みNTT収容局は計534。少ないとはいえないが,同社のエリア情報ページに,「開局準備中のエリアはございません」と書かれているのはちょっと寂しい。

 長距離化の技術が出てきても,開局していないエリアでは意味がない。むしろ,この新しい技術が役に立つユーザーは,未開局のエリアに多いはず。同社には,相応のエリア拡大計画を見せてほしい。

[芹澤隆徳,ITmedia]

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