Broadband Weekly Top10(2002年11月10日〜16日)
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1位 | Yahoo! BB、約20万回線増――120万回線に | ||
2位 | 「Yahoo!BBは育ち盛り」──自信を深める孫社長 | ||
3位 | 見えてきた? 大手ISPのIP電話“連衡戦略” | ||
4位 | 自宅LANにアクセスしよう | ||
5位 | Webカメラ搭載「ネットコントロールえさやり機」登場 | ||
6位 | KDDIも「050」IP電話サービスに参入 | ||
7位 | 「BBケーブルTV」、2003年初頭に本サービス開始へ | ||
8位 | “無線VoIP端末”をうたう業務用PDAが登場 | ||
9位 | ブロードバンド=映像配信ではない 〜NTT-BB | ||
10位 | ADSLが40万回線増、約460万に――総務省 |
慌ただしい1週間だった。12日に掲載された経済紙の誤報道が発端となり、14日に@nifty、So-net、OCNがIP電話を相互に接続すると発表、翌15日にはメガコンソーシアムの相互接続構想が明らかにされた。
いずれの発表も、準備万端とは言いがたくし、具体性に欠ける内容だった。各社の試験サービスの詳細は、今後Webやメールといった手段を通じて会員に告知されることになるが、急な発表は各社の焦りをも示しているようにも見える。
その理由は、誤報道以外にもある。好調さが伝えられるBBフォンの存在だ。BBフォンは、非PCユーザーにも受け入れやすい家電ライクなインタフェース(というよりも電話そのもの)を使い、通話料が劇的に安くなるという触れ込みで77万ユーザー(10月末)を獲得。まさに台風の目となった。各社がBBフォンと同様のアダプタ+アナログ電話機という組み合わせを採用した理由もここにあるだろう。
この流れは、インターネット端末の家電化を示す1つの例といえる。扱いやすいインタフェースは、非PCユーザーを取り込む武器となり、接続サービスの市場を広げる。オンデマンドビデオにせよ、ゲームにせよ、PC以外の端末を使うアプリケーションも用意できる状況になった。そろそろ、IT業界は「インターネットTV」の失敗を忘れてもいい。
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[芹澤隆徳, ITmedia]
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