電力系NCC4社、足並みそろえ12Mbps化電力系NCC4社(東北インテリジェント通信、北陸通信ネットワーク、中国通信ネットワーク、四国情報通信ネットワーク)は、年末から2003年初めにかけて12MbpsのADSLサービスの本格展開する
電力系NCC4社(東北インテリジェント通信、北陸通信ネットワーク、中国通信ネットワーク、四国情報通信ネットワーク)は、年末から2003年初めにかけて、12MbpsのADSLサービスの本格展開する。12月10日には中国通信ネットワークが発表を行い、2月より既存エリアすべてに12Mbpsサービスを導入することを明らかにした。 4社の12Mbpsサービスは、米Centillium Communicationsの「eXtremeDSL」技術をベースとしたもの。イー・アクセスなどと同様、FBMオーバーラップを採用しており、従来の8Mbpsサービスに比べて100K−500Kbpsの速度向上と長距離化が期待できるという。 中国通信ネットワーク(CTNet)では、「機器メーカー(NEC)による実証実験では、NTT局舎から6−7キロの線路長でもサービスが可能という結果が出た。年明けからフィールドテストを行い、2月の本格展開に備える」という。 実サービスの開始は2003年2月17日。申込みは2月1日より受け付ける。TikiTikiインターネットなど一部のISPは、2003年の年明けから事前申し込みを行う予定だ。「ISP各社とは調整を進めており、2月中にはすべてのISPが受付を開始するだろう」(同社)。 このほか、東北インテリジェント通信と四国情報通信ネットワークは12月中に、また北陸通信ネットワークはCTNetと同じ2003年2月より、12Mbpsサービスを展開する計画だ。ただし、同じ電力系NCCの北海道総合通信網だけは「12Mbpsサービスは検討中だが、具体的な提供スケジュールなどは未定だ」としている。各社の展開状況は下記の通り。
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