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2003/04/03 17:48:00 更新 |
「8Mbps超ユーザー」全体の2割超える 〜gooリサーチ
名目上の最大通信速度が「8Mbps超」となるユーザーが、ここ半年で急増しているようだ。gooリサーチは、2万人以上を対象に実施したアンケート結果を公表した
三菱総合研究所とNTT-Xは、インターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」による、ブロードバンド利用状況の調査結果を公表した。現在、gooリサーチのページから確認できる。
同調査は2003年2月14日から3月5日まで、一般インターネットユーザー、およびgooリサーチ登録モニター、24,264人を対象に実施されたもの。gooリサーチは昨年9月にも同様の調査を実施しているが、この半年でユーザー環境が変容している様子が分かる。
主にADSLユーザーを対象とする、どの事業者と契約しているかの調査では、「Yahoo! BBグループ」が43.2%でトップ。ただし、昨年9月と比べると若干シェアを落としている。また、9月時点で3位につけていた「イーアクセス・グループ」は、シェアを5.3ポイント上げ、2位に浮上した。
利用中の回線の“名目上の最大スピード”を問う項目では、「(2Mbps超)8Mbps以下」が全体の39.2%を占め、トップ。しかし、「(8Mbps超)20Mbps以下」が23.5%と急伸しており、この半年で12Mbpsサービスが普及していることが見てとれる。
なお、常時接続回線を利用するユーザーのうち、「ADSL」ユーザーの比率は66.2%で、最多。しかし「光ファイバー」と回答したユーザーも、昨年9月の2.9%から4.7%へと、着実に増加している。
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[杉浦正武,ITmedia]