イー・アクセス、“道なり”距離もはかれる地図連動の距離測定ツールを公開

【 国内記事】 2002年2月15日更新

 イー・アクセスは、電話番号入力による8M/1.5Mサービスの提供エリア判別ページに、収容局・自宅間の距離測定ツールを追加した。距離測定ツールでは直線距離のほか、より実際の電話線の敷設距離に近いと考えられる“道なり”距離がサポートされており、ユーザは収容局・自宅間の距離をより正確に知ることができるようになっている。

 距離測定ツールを利用するには、まずは実際に電話番号を入力してエリアを判定しなければならない。エリア判定の結果、電話番号がイー・アクセスの提供エリアに該当する場合のみ距離を測定することが可能で、以下の3ステップの手順を踏む。

(1)電話番号を利用する住所(町・丁目レベルまで)の指定
(2)表示される地図上で自宅位置をクリック
(3)測定結果の表示

 ただし、道なり距離が6.1km以上の場合、または自宅が道路から100メートル以上離れている場合には、直線距離しか表示されない。

 この測定ツールの特徴は、距離測定の結果にしたがって、8Mサービスと1.5Mサービスのどちらを選択したらよいかの判断をユーザが容易にできるよう、8Mサービスと1.5Mサービス双方の「距離・速度関係図」を掲載していることにある。この図からも明らかなように、8Mサービスの方が1.5Mサービスと比較して距離による速度の減退が激しく、イー・アクセスによれば、道なり距離が2km以下の場合は8Mサービスの方がより速い速度が期待できるが、2km〜3kmの場合には8Mでも1.5Mと同等、3km超になると8M・1.5Mとも必ずしも安定した通信は望めないという。

 距離測定ツール自体はすでにアッカ・ネットワークスやNTT西日本などが提供しているが、「道なり距離」という概念を持ち出して数字で推定距離を提示したのはイー・アクセスがはじめて。これからADSLサービスに加入、あるいは1.5Mから8Mサービスへのグレードアップを考えているユーザにとっては、また一つ判断材料が加わったといえるであろう。

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▼ イー・アクセス


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