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ホンダ、二輪車用のエアバッグシステムを開発

» 2005年09月08日 13時33分 公開
[ITmedia]

 本田技研工業は9月8日、二輪車用のエアバッグシステムを開発したと発表した。2006年半ばに米国で発売する新型「ゴールドウイング」に搭載する計画だ。

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 エアバッグシステムは、エアバッグ本体やインフレーター(展開用の気体を供給するユニット)などを収納した「エアバッグモジュール」、衝撃を検知する加速度センサー、衝突判定の演算処理を行う「エアバッグECU」(電子制御ユニット)の3点で構成される。

 前面から衝突した際、左右のフロントフォークに2つずつ取り付けられた加速度センサーが衝撃加速度を検知し、ECUにデータを送信。エアバッグの点火電流をインフレーターに送り、エアバッグ本体を展開させる仕組みだ。衝撃検知からエアバッグ展開までの時間は、約0.060秒という(停止中の四輪車に時速50キロで衝突した場合)。

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