> ニュース 2003年7月1日 01:32 PM 更新
IDG

“Conflict Catcher”のCasady & Greene、29年の歴史に終止符

“Conflict Catcher”をはじめとする名作ソフトを世に送り出してきたMac用ソフトウェアメーカー(一部、Windows製品もあるが)、Casady & Greene(C&G)が7月3日、その幕を閉じる。

 一つの時代が終わりを告げようとしている。1984年からソフトウェアパブリッシャーの業務を続けてきたCasady & Greene(C&G)は、7月3日をもって、その役割を終える。

 「コンピュータに最初からソフトウェアが入った状態で出荷されるようになった今、ほかのソフトをほしがることはないだろう」とC&Gのボニー・ミッチェル氏はMacCentralに語った。「われわれのような小規模のサードパーティー会社は、このソフトはほしい、とみんなに納得させるのは非常に難しくなっている。われわれが販売していた製品は、開発していた会社の手に戻ることになる。もともと、われわれが所有する製品ではなかったので。彼らはサポートを続け、おそらくは販売も継続することになるだろう」と同氏。

 C&Gのウェブサイトには、これらデベロッパーの電子メールアドレスとウェブサイトのURLが掲示され、顧客はそこからサポートを受けることになる。C&Gはユーザーを「放り出す」ようなことはしない、とミッチェル氏は説明する。

 C&Gの製品には、Captain Bumper、Chaos Master、Conflict Catcher、Glider Pro、iData Pro、InfoGenie、Spell Catcher、TimeSlice、Zone Warriorなどがある。同社の製品のなかで最も大きな成功を収めたのはConflict Catcherだろう。これは、旧Mac OSでは、必須ユーティリティとの評価を受けていた。

[Dennis Sellers, IDG Japan]

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