> ニュース		2003年7月4日　07:21 AM 更新

Macで制御可能なUSBリモコン登場

USBインタフェースを備えた赤外線多機能リモコン、Harmony RemoteがMacに対応する。

　Intrigue TechnologiesはHarmony Remote Control SST-768とSST-748がMacをサポートする計画であると発表した。同社は今月にニューヨークで開催されるMacworld CreativePro Conference ＆ ExpoでMac対応製品を展示する予定だ。

　Harmony Remoteはプログラミング可能なリモコンで、ホームシアターマニア市場をターゲットに置いている。このリモコンでは一連の動作をプログラミングでき、一個のボタンを押すと、ホームシアター機器に対して次々に命令を出すことが可能だ。たとえば「Watch a DVD」というボタンを押すと、テレビをオンにして正しいビデオ入力にセットし、AVアンプをDVDオーディオ入力に設定し、DVDに再生の命令を出してくれる。

　Intrigue TechnologiesのCEO、ブライアン・マクラウド氏は、新技術を好むMacユーザーは、同社のターゲット市場として広げていくのにぴったりだと述べている。「Mac対応を求める声は非常に多く、Macユーザーが強く支持してくれると考えている」と同氏。

　Mac対応する2モデルは、いずれもUSBインタフェースが付属している。Mac対応はこの部分で行われる。Harmonyのウェブサイトに置かれているWeb Wizardを使い、自分が所有するリモコンに、一連の命令を記憶させたり、新しく購入した製品のインタフェースを記憶させたりすることが可能だ。リモコンだけでマクロを記憶させる必要はない。

　Harmonyのウェブサイトからテレビ番組表をダウンロードし、Harmony Remoteの内蔵液晶ディスプレイに表示させることもできる。ここには14日分のデータを保存できる。

　Intrigue TechnologiesではMacユーザーに対し、同社から直接オンライン購入することを勧めている。「確実にMac互換のファームウェアになっている必要がある」ためだという。

　SST-768の米国での価格は299ドル、SST-748の価格は199ドル（米国以外の価格はそれぞれ、479カナダドル、329カナダドル）。

[Peter Cohen, IDG Japan]

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