用途に合わせて機能を入れ替えられるエンターテインメントベイを装備
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カタログスペックは標準的だが、SXGA+液晶装備でデスクトップを広く使えるのが特徴
PCG-NV55E/Bはエンターテインメントベイによる拡張性が売り物で、パフォーマンスについては特筆すべきものはない。しかし、コストパフォーマンスに優れたプロセッサや、チップセット内蔵型ではない独立したグラフィックスチップを搭載するなど、コストとパフォーマンスのバランスをうまく取った構成となっている。
CPUはモバイルCeleron/1.7GHz、チップセットはインテル845MZを採用する。メモリは256Mバイトを標準搭載し、最大512Mバイトまで増設できる。グラフィックスチップはATI TechnologiesのMobility RADEON 7500を搭載し、十分な3D描画性能を発揮する。
ハードディスクの容量は40Gバイト、光学式ドライブはDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブで固定式だ。DVDコンテンツ編集ソフトが付属しているが、DVDを作成するためには書き込み/書き換えが可能な外付けDVDドライブが別途必要だ。
インタフェースは左側面と背面に分かれて配置されているが、使用しないときはカバーで覆えるようになっており、見た目がすっきりしている。シリアル/パラレルといったレガシーインタフェースも装備しており、旧型の周辺機器も接続可能だ。ただしUSBは、USB 1.1のまま。USB 2.0非対応は残念だが、これはチップセット自体が対応していないことを考えると仕方がない。
本体左側面。AV出力、イーサネット、モデム、i.Link(IEEE1394)の各端子は開閉式のカバーで覆われている。音量調節ダイヤルも装備されており、画面を見ることなくボリュームを上げ下げすることも可能
本体右側面。コンボドライブの下にエンターテインメントベイが配置されており、Net MDベイユニットやコンパクトウーファベイユニットなどが装着できる。オプションで「テンキーベイユニット」も用意する
実売価格は2003年現在、かなり割安となっており、SXGA+対応の液晶ディスプレイを装備し、マイクロソフトの「Office XP Personal」が付属していることを考えるとお得感がある。もともと音楽志向の強い製品だが、エンターテインメントベイにテンキーベイユニットをつければビジネスシーンでも十分活用可能で、ホームユースからオフィスユースまで幅広く使える製品だ。
[赤坂賢太郎, ITmedia ]
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