パソコンなしでもWi-Fiホットスポットを発見できる小型デバイスマウスやトラックボールのメーカーとして知られているKensingtonから一風変わったデバイスが登場した。てのひらに入るくらいの大きさだが、Wi-Fiのホットスポットを探し当てる能力を持つスグレモノだ。
日曜大工を趣味にしている人なら、壁板の後ろに隠れているクギを超音波センサーで検出する製品“StudSensor”のことをご存知かもしれない。Kensington Technology Groupは、外出中にWi-Fi接続スポットを探したい人のためのデバイスを発売した。この製品“WiFi Finder”はハンドヘルド型の無線ネットワーク探知装置で、コンピュータなしで動作する。 WiFi Finderを使うと、iBookやPowerBookを取り出して接続を試さなくても、無線ネットワークが利用できるかどうかが分かる。ポケットサイズで、大きさは75×99×55ミリ。ボタンを押すと作動する。3個のライトで信号の強度が表示されるが、これはメニューバーに表示されるAirPortの信号強度表示と同様だ。 さらに、このデバイスは他のデバイスの信号を排除するように設計されており、コードレス電話、Bluetooth、電子レンジが発する信号は検知しないようになっている。Kensingtonによれば、WiFi Finderの動作範囲は最大で200フィート(約61メートル)で、802.11b (AirPort) と 802.11g (AirPort Extreme) のネットワークを検出するという。 Kensingtonのサイトには希望小売り価格が掲載されていないが、市販価格は約22ドルである。 [Peter Cohen, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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