> ニュース 2003年7月17日 06:43 PM 更新
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米国沖データ、Rendezvousのサポートを表明

沖データはMacworld CreativeProにおいて、同社製品のRendezvousサポートを表明した。Rendezvousを支持する日本のプリンタメーカーとしては、エプソン、キヤノン、ブラザーに次ぎ、4社目。

 米国沖データはApple ComputerのRendezvous技術をサポートする計画であると発表した。

 Rendezvousはコンピュータやデバイスが互いに接続できるように、即時でネットワークを構築できるようにするための技術である。コンピュータとデバイスはこの技術を使い、自動的にブロードキャストを行い、どのサービスが利用できるのかを知ることができる。

 沖データはRendezvousとの互換性を備えたデジタルカラープリンタをデモンストレーションする。Rendezvousを搭載したプリンタは今年の第4四半期に販売開始される予定だ。

 沖データは1万2999ドルのデジタルカラープリンタ、OKI C9500dxn Pro Studio Editionの発表も行った。グラフィックアート、商業印刷業界をターゲットにした製品で、正確なカラープルーフとコスト効率の高い印刷を実現しているという。

 C9500dxn Pro Studio EditionにはMonacoEZMatch、iProof TrueSpot、SWOP、Euroscale、SNAPそしてICCカラープロファイルがMacとWindows用に利用可能。このプリンタの標準RAMは320Mバイトで最大1024Mバイトまで拡張できる。

 C9500dxn Pro Studio EditionはiProof Systemsが開発した専用の外部ソフトウェアRIPを使っている。PowerRIP for OKIソフトウェアはGlobal GraphicのJAWS Postscript RIPを採用し、高度なキュー管理、スプール制御、RIP、印刷などが可能だ。

 このソフトウェアは“hot-folder”を作ることができる。これは、標準もしくはカスタマイズされたICCプロファイルを指定してジョブをhot-folderにドラッグ&ドロップするというものだ。このソフトはサーバ機能と、プリンタの内蔵ハードディスクにアクセスして印刷する、「一度RIPすれば、何度でも印刷可能」という機能がついている。

 OKI C9500dxn Pro Studio EditionにはOKI Single Pass Color Technologyが使われている。印刷速度はフルカラーで30ppm、モノクロで37ppm。さまざまな用紙サイズをサポートし、給紙装置は47.25インチ(約120センチ)の長さまで、重さは49.9キロまでサポートする。プリンタの解像度は1200×1200dpiで、標準給紙枚数は2850枚である。

 この製品は1カ月当たり15万枚まで動作可能。この製品用のトナーカートリッジは5%印字で1万5000枚印刷可能である。C9500dxn Pro Studio Editionには10Gバイトのハードディスクを搭載している。MacクライアントはWindowsクライアントサービスを通してサポートされる。

[Dennis Sellers, IDG Japan]

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