PremiereユーザーはFinal Cut Expressが「無料」にAppleはPremiereユーザーをFinal Cutコミュニティに引き込むためのプロモーションを開始した。Premiereのインストールディスクとの交換で、Final Cut Expressが無料入手できる。
Adobe Systemsがビデオ編集ソフト、PremiereのMac版サポートを中止するとの決定を下したのを受け、Apple Computerは7月16日、PremiereからFinal Cutソリューションへの移行を促進させるプロモーションを発表した。Premiereをトレードインすると、Final Cut Expressを無償でもらえるか、Final Cut Pro 4を半額で購入することができる。Final Cut Expressの価格は通常は299ドルで、Final Cut Proは999ドルだ。 Final Cut Proは「全プラットフォームにおけるビデオ編集の事実上の標準」である、とAppleのアプリケーションマーケティング担当副社長であるロブ・ショーベン氏は述べている。「Premiereの顧客が乗り換えるには最高のタイミングだ」と同氏。 Appleは、WindowsユーザーをMac OS X専用であるFinal Cut Proにスイッチさせるためのプロモーションも行う。さらに、新たにMacを購入するPremiereユーザーはFinal Cut Proを99ドルで入手できる。 Final Cut Expressは、Appleの一般ユーザー向けビデオ編集ソフトのiMovieよりもプロ寄りの成果物を作り上げたいビデオマニアなどを対象にした製品である。Final Cut ExpressはFinal Cut Proと同じインタフェースを持つが、Final Cut ProにはSD、HDビデオカードのサポート、EDL I/O、タイムコード表示、RS-422デッキコントロール、バッチキャプチャー/エクスポートといった機能が追加されている。 Appleのプロモーションに関心のあるAdobe PremiereユーザーはAppleのウェブサイトからクーポンの申し込みを行い、Mac版かWindows版のインストールディスクを送ると、AppleはFinal Cut Expressを無償で送ってくる。Final Cut Pro 4の割引販売はApple直営店かApple認定小売り店でリベート引き換え券を提出する必要がある。詳細は、ウェブページで。 [Peter Cohen, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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