SGI、OpenGL ARBがOpenGL 1.5を発表OpenGLの新バージョンである1.5が策定された。年末にも対応グラフィックカードが登場する見込みだ。
Silicon Graphics (SGI) とOpenGL Architecture Review Board (ARB) は今秋サンディエゴで開催されているSIGGRAPHカンファレンスでOpenGL 1.5を正式に発表した。この新しいAPI規格は3Dソフトウェアに新たな段階の画像リアリズムをもたらすものだと、提案者は述べている。 新しい1.5規格ではOpenGL Shading Languageが追加されている。この拡張規格は、複数のプラットフォームをサポートし、より高度なオープン標準となる予定のOpenGL 2.0のベースになると見られている。OpenGL Shading Language自体は、グラフィックカードがベンダーやプラットフォームにかかわらず、同じ高度なシェーディング技術をサポートすることができる。OpenGL ARBによれば、OpenGL 1.5は今年後半にグラフィックスカードベンダーから発表される予定の製品でサポートされるという。 OpenGL Shading Language v1.0以外にOpenGL 1.5で追加されているものに、Vertex Buffer Objectがある。これは高性能3Dレンダリングを行う。Occlusion Queryは選抜除去を向上させるために非同期の咬合テストを行う機能。Non power-of-two Texturesはテクスチャメモリの効率を向上させる機能だ。 OpenGLはAppleのMac OS Xでフルに活用されている。同社はATI、Nvidia、Evans & Sutherland、IBMなどの業界大手と並び、OpenGL Architecture Review Boardの投票権を持つ会員となっている。 [Peter Cohen , IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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