> レビュー 2003年8月19日 04:53 PM 更新

生活防水機能を装備した400万画素フルオートデジカメ
オリンパス光学工業 μ-20 DIGITAL(2/4)

製品写真
総合評価7
デザイン・ユーザーインタフェース9
基本性能6
各種機能6
機動力8
メンテナンス性6
レイティングポリシー

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フルオート系デジカメの代表機だが、画質面はやや不満も


 オリンパスが2003年春に満を持して投入したのが「μ DIGITAL」シリーズ。メタリックでスタイリッシュな外観、生活防水というありそうでなかった実用的な仕様、その割に低価格なのが受けてベストセラーデジカメとなった。それが300万画素のμ-10 DIGITALで、μ-20 DIGITALは400万画素の上位機種。CCDとフロントパネルの色以外はほとんど同じ仕様だ。


レンズカバーを開けるとスイッチが入る。左端にあるレンズは35ミリからの3倍ズーム。F3.1〜5.2とテレ側がやや暗めなのが残念だ



レンズカバーはかなり分厚い。だがデザインが良いためあまり大きくは感じない

 CCDは400万画素。サイズは1/2.5インチサイズ。同じ400万画素機でもカシオ計算機の「QV-R40」や画質の良さで定評あるキヤノンの「IXY Digital 400」は1/1.8インチサイズのCCDを使っており、μ-20のCCDが小さいことがわかる。小さくても画質や使い勝手に影響していなければ問題はないが、どうも影響はあるようだ。

 十分に明るい屋外や、明るくコントラスト差の少ない構図なら差はないが、ちょっと陰影が多かったり光量が少ない構図では、300万画素機のμ-10の方が色が良くて鮮やかなカットが撮れた。全体に色が浅くてざらつきやすいという印象もある。条件がよければさわやかで気持ちがいい写真が撮れるが、逆光やコントラストが高いなど条件が悪い構図では、あまり高画質とはいえない。

 もう一つ気になるのはISO感度。μ-20のISO感度はオートのみで64〜250という仕様だが、実際に使ってみると、プログラムモードでは画質低下を防ぐためかISO64〜125の範囲でできるだけ撮ろうとし、どうしてもダメな時にISO250まで上がるようだ。例えば、シャッタースピードが1/2秒というケースでもISO125で撮影された。それより暗いとISO250に増感される。このためストロボをたかないで撮る人にはちょっとつらい。暗い時はストロボをたく(オートにしておけば結構頻繁にたこうとするが)のが賢明だ。

 また、レンズは35〜105ミリ相当の3倍ズームだが、テレ側がF5.2と暗めなのも低感度なCCDにはつらいところだ。フルオート中心で、ストロボもオートで気軽に使う人向けで、ちょっとでも凝った撮影をしようという人にはお勧めしづらい製品である。

 もっとも、もともとそういうコンセプトの製品でもあり、マニュアル系の機能はオリンパス製品としてはかなり削られている。ボタンを押すと最初に出てくるメニューはホワイトバランス、露出補正、画像サイズの三つ。フルメニューを出しても測光モードや連写モードの切り替えがあるくらいだ。ホワイトバランスもプリセットのみで、カスタム設定はできない。

 ただ、十字キーの上ボタンがバーチャルダイヤルに割り当てられており、そこで各種のシーンモードを選ぶことはできる。プログラムのほか、ポートレート、記念撮影、風景、夜景などが用意されている。マクロと発光モードは左右ボタン。マクロ時は最短で10センチまで寄ることが可能だ。

[荻窪圭, ITmedia ]

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