> ニュース 2003年10月2日 04:59 PM 更新

松下、400万画素12倍ズーム機など新LUMIX3機種


 松下電器産業は10月2日、デジタルカメラ「LUMIX」シリーズの新製品として、400万画素3倍ズーム搭載コンパクト機「DMC-FX5」、400万画素12倍ズーム機「DMC-FZ10」、320万画素3倍ズームコンパクト機「DMC-FX1」を発表した。

 価格はすべてオープンだが、DMC-FX5(11月22日発売)が5万5000円前後、DMC-FZ10(10月24日発売)が7万円前後、DMC-FX1(11月28日発売)が4万5000円前後になる見込み。


400万画素3倍ズーム搭載コンパクト機「DMC-FX5」

 DMC-FX5は「コンパクトデジカメでは世界初」(同社)の光学式手ぶれ補正機能を搭載した。撮像素子は400万画素1/2.5インチCCDを採用。

 独自開発の画像処理LSI「VENUSエンジン」を搭載。4コマ/秒の高速連写やシャッタータイムラグ1秒以下(AF時間含まず)を実現した。また、ハイビジョンTVの解像度に合わせて1920×1080ピクセルのワイド画像を撮影できるハイビジョン(HDTV)モードを装備した。


400万画素12倍ズーム機「DMC-FZ10」

 DMC-FZ10は、12倍ズーム機DMC-FZ2の上位モデル。撮像素子を従来モデルの200万画素から400万画素1/2.5インチCCDにスペックアップした。

 光学系はEDレンズ採用の新設計光学12倍ズームレンズ「LEICA DC VARIO-ELMARIT」を搭載。独自の光学式手ぶれ補正機能や開放絞り値全域F2.8の明るいレンズなど従来から好評の機能を継承。「400万画素で光学12倍ズームは業界初」(同社)


320万画素3倍ズームコンパクト機「DMC-FX1」

 DMC-FX1は、撮像素子に320万画素1/2.5インチCCDを採用した普及モデル。光学3倍ズームなど基本性能はFX5とほぼ同じだが、ISO400まで設定できるISO感度(FX5はISO200まで)や、スタンダードモード時の最大連写撮影枚数が8枚(FX5は7枚)など、上位機種のFX5を上回る機能もある。

 また、10月7日から幕張メッセで開催する「CEATEC JAPAN 2003」に、ズミクロンレンズ搭載フルマニュアルモデルを参考出品する。

 開放絞り値F2.0からの明るさを誇る新開発のLEICA DC VARIO-SUMMICRONレンズは、光学3.2倍ズームで28〜90ミリ(35ミリ判換算)の広角系ズームに仕上がっている。CCDは500万画素。マニュアル式のズーム/フォーカスリングを装備し、フルマニュアルでの操作が可能。価格、スペックなど詳細は未定。2004年春の発売を目指しているという。


ズミクロンレンズ搭載フルマニュアルモデル


シャッタースピードダイヤル(1/2〜1/2000秒)も装備。絞りはレンズ根元のリングでF2.0〜F11まで変更可能。M型ライカを彷彿させる外観とともに、マニュアル機で青春時代をすごした中高年カメラファンにはたまらない仕様だ。外部ストロボ用ホットシューを備えているが、その横にはポップアップタイプの内蔵ストロボ? 名称は未定だが、本体には「DMC-LC1」の文字がある

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▼ 松下電器産業

[西坂真人, ITmedia ]

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