> 特集 2003年11月13日 10:05 AM 更新
新LaVieスペシャル

エンタテインメントをモバイルできる高性能「LaVie M」(1/3)

NECのLaVie Mシリーズは、モバイルに向いたコンパクトな筐体でありながら、CPUやグラフィックスカードに高いパフォーマンスのものを搭載し、それでいてバッテリーのもちがいいノートPCだ。

Pentium Mの高クロック版を搭載

 「LaVie M」シリーズは、DVDマルチドライブも搭載するモバイルノート。Pentium M/1.60GHzのCPUを搭載する「LM700/7E」と、Pentium M/1.40GHzを搭載する「LM500/7D」のいずれも高性能な2機種がラインアップされている。NECのWebストア「121@store」の直販モデル「LaVie G タイプM」では、両方のCPUを選ぶことができ、さらにメモリやHDD容量、パームレストのデザインなどもカスタマイズして買うことができる。


外装は、背面にヘアライン仕上げのアルミパネル、内側部分は光沢のあるサイレンスブルーメタリック色を採用した高級感のあるデザイン

 まずはスペック表をもとに主な性能と装備について見ていこう(内容は直販モデルのもの)。両CPUモデル共通の仕様として、チップセットにはIntel855PMを採用し、256Mバイトメモリ(PC2100対応 DDR SDRAM)、DVD Multiドライブ、XGA表示対応の12.1型TFTカラー液晶などを搭載する。

モデル名LG16FV/FLG14FV/F
121@store価格17万4800円〜15万6800円〜
CPUPentium M/1.60GHzPentium M/1.40GHz
メモリ(最大)256Mバイト DDR SDRAM PC2100(最大1Gバイト)
ディスプレイ12.1型TFT液晶(1024×768ピクセル、最大約1677万色)
グラフィックスATI MOBILITY RADEON 9000(AGP対応 32Mバイト)
HDD約40Gバイト UltraATA-100(最大約80Gバイト)
ドライブマルチプレードライブ、もしくはDVD Multiドライブ
無線LAN機能なし、もしくはIEEE 802.11b準拠(内蔵)、もしくはIEEE 802.11a/b/g準拠(内蔵)
インタフェースUSB 2.0×3、IEEE1394、LAN、モデム、外部ディスプレイ出力、PCカードスロット(TypeII×2)、ヘッドホン出力、マイク入力、Sビデオ出力、光デジタルオーディオ出力
バッテリー駆動時間約4.5時間(標準バッテリー)
外形寸法/重さ283(W)×244(D)×34.4(H)mm/約2.1kg(ドライブ非搭載時)
OSWindows XP Home Edition SP1もしくはWindows XP Professional SP1

 注目すべきは、ATIテクノロジーズ製のグラフィックスチップ「MOBILITY RADEON 9000」を搭載している点だ。ノートPCに搭載されているグラフィックスチップとしては最高レベルの性能を持ち、デスクトップ機に匹敵するパフォーマンスを発揮できる。通常、ノートPCでは、最新の3Dゲームなどを快適にプレイするのは難しい場合が多いが、「LaVie M」が人気のRPGゲーム「FINAL FANTASY XI」のモバイルノートで唯一の推奨ノートPCとして認定も受けているのは、このグラフィックスチップによるところが大きい。

 本体サイズは、283(幅)×244(奥行き)×34.4(高さ)ミリ、重さは約2.3キロ。最近のモバイルノートでは、1キロ前後の軽量マシンも登場していることを考えると、若干重さが気になるところだが、持ち運びは可能な範囲。拡張ベイに搭載されているDVD Multiドライブは着脱可能なため、モバイル時に必要ない場合はベイカバーを装着して約2.1キロに重さを抑えることもできる。

 インタフェースは、USB 2.0×3、外部ディスプレイ(アナログミニD-sub15ピン)、IEEE 1394(4ピン)、PCカードスロット(Type II)×2、モデム、LANポートのほか、光デジタルオーディオ出力、Sビデオ出力端子など豊富な装備となっている。さらに、メモリースティック/PRO、SDメモリーカード、マルチメディアカード、スマートメディアの4種類のカードを利用できるPCカード型のアダプタ(4 in 1メモリーカードアダプタ)も付属。さまざまな周辺機器との接続やデジカメやPDAとのデータ交換など、多彩な用途に対応できるはずだ。

標準バッテリーで約4.5時間の駆動を実現

 モバイル機の場合は、言うまでもなく、バッテリーの駆動時間が重要なポイントとなる。LaVie Mでは、省電力設計のPentium Mを採用することなどにより、標準バッテリーで約4.5時間の駆動が可能となっている。これは、数あるノートPCの中でもかなり長時間なほうだと言えるだろう。さらに、別売のバッテリーパック(L)と拡張ベイに装着するセカンドバッテリパックーを併用すれば、最大約11.1時間までの利用が可能だ。

 バッテリーの持続時間は、利用するアプリケーションなど、ユーザー側の使い方によっても当然変わってくるが、LaVie Mでは、付属の電源管理ユーティリティにより、CPUの省電力設定が可能となっている。例えば、メールやテキスト文書の作成など、さほどCPUパワーの必要ない作業を行うときには、CPUの動作速度を下げて電力消費を抑えられるのだ。

 設定は、バッテリーを優先するか、CPUのパフォーマンスを優先するかで4段階から選べるほか、ワープロ、DVD/ゲーム、音楽鑑賞などの利用シーンに合わせたプリセットも用意されている。それぞれの設定はカスタマイズも可能で、モニタやハードディスクの電源を切るまでの時間やCPUの省電力設定、液晶ディスプレイの輝度などを細かく変更できる。用途や環境に適した設定を使い分けて、無駄なくバッテリーを利用できるだろう。

関連リンク
▼ LaVie Mをカスタマイズして買おう NECのWebストア「121@store」

[土田一彰, ITmedia ]

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