“現場”からアウトドア派まで――防水・防塵デジカメ「BIGJOB HD-1」富士写真フイルムが、降雨時や泥・砂が舞う悪条件下でもしっかりと機能する防水・防塵仕様の工事現場用デジカメ「BIGJOBシリーズ」を発表した。
富士写真フイルムは11月26日、スーパーCCDハニカムIV HRを採用したコンパクトデジカメ新製品として、防水/防塵仕様デジカメ「BIGJOB HD-1」を発表した。2004年2月上旬から発売する。価格はオープンだが、実売は7万円前後になる見込み。
防水・防塵仕様の工事現場用デジカメ「BIGJOB HD-1」 工事写真のデジタル化の波に合わせて、工事現場などでデジカメを使うというのが当たり前になっている。降雨時や泥・砂が舞う悪条件下でもしっかりと機能する防水・防塵仕様の工事現場用デジカメ「BIGJOBシリーズ」の新製品がHD-1だ。 1/2.7インチ有効310万画素のスーパーCCDハニカムIV HRを搭載。ハニカム処理により、BIG JOBシリーズでは最大の記録画素数となる600万画素(2816×2120ピクセル)の画像を撮影できる。 35ミリ判換算で38〜114ミリ相当の光学3倍ズームレンズを搭載。ハニカムズームと併用して、約6.6倍(1280×960ピクセル時)/約8.7倍(640×480ピクセル時)のデジタルズームが行える。画質劣化が少ないハニカムズームによって、国土交通省のデジタル写真管理情報基準(案)に規定されている100万画素以上の画質で、6.6倍という高倍率ズームを使えるわけだ。また、感度設定も最大ISO800(1280×960ピクセル時)までと幅広い設定が行える。 自慢の防水・防塵ボディは、業務用デジカメの条件を満たす「防水JIS保護等級7級」(水洗い・雨中の撮影が可能)の防水・防塵機能を搭載。軍手や厚手の手袋でも操作できる大型のモードダイヤルやボタンレイアウトを採用した。
軍手などでも操作しやすい大型モードダイヤルやボタンレイアウトを採用
泥汚れが落ちやすいベロアクロームという特殊メッキ処理を施したシルバーボディには、滑りにくくホールド感の高いラバーグリップを装備。「工事現場向けだけでなく、海や川、スキー場などアウトドア全般に使ってもらえるスタイリッシュなデザインになっている」(同社)
スタイリッシュなデザインで、工事現場だけでなくアウトドア派にもアピール 約5メートル先の被写体まで撮影可能な大光量の内蔵ストロボを搭載。また、外部ストロボを装着できるアクセサリーシューも装備した。また、付属のアダプターリングを使用してワイドコンバージョンレンズ(別売り)を装着すれば、30ミリ相当の広角撮影が行える。 記録メディアはxD-ピクチャーカードを採用。電源は単3形電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)を2本使用する。サイズは118.4(幅)×89(高さ)×66.8(奥行き)ミリ、メディア/バッテリ込みの重さは約430グラム。 BIGJOB HD-1の主な仕様は以下の通り。
関連記事 富士写、工事現場用デジカメ「BIGJOB」 スーパーCCDハニカム432万画素 関連リンク 富士写真フイルム [西坂真人, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新スペック搭載ゲームパソコン
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
FEED BACK |