レビュー
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モード | 解像度 | ビットレート | コマ/秒 | 最大記録 |
スーパー ファイン | 320×240 | 1Mbps | 15 | 約1時間 |
ファイン | 320×240 | 420kbps | 12 | 約2時間20分 |
ノーマル | 176×144 | 300kbps | 12 | 約3時間30分 |
エコノミー | 176×144 | 100kbps | 6 | 約10時間10分 |
この製品の場合、カメラとしての用途だけではなく、いわゆる動画ビューワーとしての役割も果たす。カメラで記録した動画や静止画の確認はもちろんのこと、外部入力でのビデオ録画、あるいはDIGAシリーズのDMR-E200H/E100Hで録画したファイルの再生にも対応している。つまり、テレビ番組を持ち歩くといった使い方も可能なわけだ。実際、外部AV入出力端子にビデオデッキを接続してテレビ番組を録画してみたが、品質の面ではかなり使える印象だ。カメラ撮影の場合は、どうしてもフレームが落ちつかず、また、撮影対象の動きが速いことが多いが、テレビ番組では安定したフレームが大半を占めることもあり、非常に質の高い動画データとなる。MPEG2ならファインを使わなくともノーマルで十分、MPEG4でもスーパーファインを選べば満足の行く画質が得られるだろう。外部AV入出力端子にテレビを接続し、外部モニタで観賞すると、MPEG2動画ならテレビ放送やビデオデッキでの再生と見紛うほどだ(もちろん、テロップの周囲などに特有のノイズは散見されるが)。
ただし、ネックになるのは先ほどと同じく、MPEG2では最大記録時間、MPEG4では表示サイズだ。テレビ番組を録画するなら、時間は最低でも連続30分、できれば1時間以上、そして、画面は最大表示してくれないと楽しめない。となると、MPEG2でもMPEG4でも役不足という感は否めない。
ただ、単なるDVカメラの代替としてなら、悪くないかなとも思える。512MバイトのSDメモリカードをもう1枚買い足しても、合計で13〜14万円程度で収まり、そうなれば、MPEG2のノーマルモードで(カード差し替えにより)約40分は記録できる。いまどきのDVカメラと比較しても見劣りのする静止画の品質には目をつぶらないといけないが……。また、MPEG2動画の再生機器として見るなら、プレゼンテーション用の動画をカードに入れておき、営業先のテレビを拝借して再生するというような目的であれば、20分以内でも十分に対応でき、上々の映像品質を活用できるに違いない。
[浅井研二,ITmedia]
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