まだまだ寒い日が続く2009年の始まりに、仲間や友人、彼女との親密度を深めるHOTな料理は鍋! さまざまな具材を一度に楽しむことができ、普段なかなかたくさん食べられない野菜を取ることができるのが、健康が気になる+D Style世代にはありがたい。 鍋はおいしさだけでなく、ひとつの鍋から同じものをみんなで取り分け、心も体も温まるというコミュニケーションツールとしても魅力的である。アミューズメント性にもこだわれば、友達や彼女との親密度もさらに深まること間違いない。 アミューズメントダイニングの最先鋒といえば、都内を中心に75店のアミューズメントダイニングを展開させるダイヤモンドダイニング。“全国鍋奉行宣言”を高らかに提唱している同グループの50種以上の鍋から、とっておきの3つの鍋をセレクトした。 |
まずは、店内に恋愛神社がある(!)という「夜桜美人」。2009年のモテ度アップを祈願し、ノリで引いた恋みくじを奉納したらば、鍋の湯気と一緒に恋愛運もファイヤー! 店内に入ると、吉原の遊郭をイメージした花魁(おいらん)風の女性店員が男性を「旦那様」女性を「姉さん」と呼びながら案内してくれる。 |
定番人気の鍋は、さっぱりした和豚もちぶたしゃぶしゃぶ。「南高梅風味のさっぱり梅しゃぶしゃぶ」、「柚子の常夜しゃぶしゃぶ」、「海鮮ごま辛しゃぶしゃぶ」などバリエーション豊かで、1人前が1480円から(※2人前以上で注文)。 |
また、この冬新登場という、ダシの中に味噌とチーズを煮とかした、「とろとろ牛タンのあったか味噌チーズ鍋」は、女性に人気のチーズ鍋とコクのある味噌がマッチするとのことだ。 遊郭をイメージしたちょっとエロティックな堀座敷の個室は、カップルでも合コンでも盛り上がること必至である。2009年の恋愛開運祈願と合わせてぜひ足を運んでみたい。 |
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「銘柄」と「飼育法」にとことんこだわったぶた肉を使った、ヘルシーなタジン鍋を食することができるのが「三年ぶた蔵」である。 そのこだわりのレベルはというと、「自然のままの飼育」をテーマに190日以上かけてじっくり育てられた豚肉を採用。通常出荷される豚の飼育期間は150日程度だそうで、飼育期間が長い分、きめ細かい肉質としまり、適度なサシが持ち味だそう。 |
4大ブランド豚といわれる「黒豚」「もち豚」「三元豚」「白金豚」を常時取りそろえ、「熟成麦豚」「古代豚」「浜名湖育ち」など希少なブランド豚のほか、1週間に全国で4頭しか出荷されないという超レアなブランド「竜神豚」など、日本全国から朝一番で空輸される希少価値の高い幻の豚の数々を、それぞれに合った調理で提供している。 |
おすすめは「美明豚タジン鍋」(1人前1480円)。タジン鍋の発祥の地はモロッコ。三角形のフタの土鍋が最大の特徴で、水をほとんど使わずに具材の風味を生かして蒸し煮をするヘルシーさが注目を集めている。SPF豚の美明豚を使用しているため、ややピンク色のレア状態で食べられる。特製ピリ辛味噌ダレでいただくのが、和洋折衷ならぬ和&モロッコ折衷。湯気の向こうにオリエンタルマリアージュな香りが広がる。 |
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肉が主体の鍋の紹介が続いたが、日本酒に合う、ミネラル豊富な海鮮系の鍋もおさえておきたい。「浜焼・漁師料理 波平」は、昭和レトロな漁師町をイメージした居酒屋である。 |
店内は、“浜の盛り場”と名付けられたテーブル席のメインフロア、お座敷エリアの“市場の食堂”、港町の寂れたスナックをイメージした大型個室“スナック渚”と、テーマパークのような凝ったしつらえで、友人同士の飲み会や打ち上げ、宴会などにおあつらえ向き。物干し台をイメージしたバルコニー席、“干し台バルコニー”も楽しい。 |
水揚げされたばかりの新鮮な海の幸を豪快に盛った刺し盛りや、卓上コンロで焼く海鮮焼き、とろりとした味噌で焼き上げるちゃんちゃん焼きが人気で、鍋にもがぜん、期待が高まる。 |
一番人気は「漁師の浜鍋」(1人前1280円/注文2人前から)。カキ、はまぐり、ホタテなど、冬の海に育まれた魚介をこれでもか! と投入。エキスがたっぷり入ったやさしい風味の塩味スープは海鮮系ならではの滋味溢れる味わいである。そのほか、白濁したコクまろスープに魚介のアラのうまみが加わる漁師町の鍋「清流鶏と魚介の水炊き鍋をポン酢で」(1人前980円/注文2人前から)も人気。さっぱり自家製ポン酢での大人な食し方が+D Style世代にうれしい。 |
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取材・文/似鳥陽子
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