エンタープライズ:ニュース 2002/07/04 17:48:00 更新


Keynote速報:「ブロードバンドのインフラはイーサネット」とエクストリーム

NetWorld+Interop 2002 Tokyoの展示会2日目、基調講演には米エクストリームネットワークスのエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ハーブ・シュナイダー氏が登場した。

 NetWorld+Interop 2002 Tokyoの展示会2日目、基調講演には米エクストリームネットワークスのエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ハーブ・シュナイダー氏が登場した。

 20年以上エンジニアとしてネットワーク業界に携わってきた同氏は、その経験を踏まえ、「将来のキャンパスネットワークのプラットフォームは、イーサネットでなくてはならない」と語った。

 というのもイーサネットは、「シンプルであり、拡張性を備えており、そして廉価な技術であるから」(シュナイダー氏)だ。

 同氏はさらに、「運用コストの削減やパフォーマンスの向上といったさまざまな要求にこたえるべく、さまざまな技術が開発された。しかしそれらは、(イーサネットを除いて)すべて失敗に終わった」という。これに対しイーサネットは、不足だった点をさまざまに補い、進化してきたというのが同氏の見方だ。

「イーサネットはすべての課題にに柔軟に対応し、継続的に進化し、環境適合に成功してきた唯一の技術。このイーサネットこそ、ブロードバンドネットワークインフラに最適である」と同氏は述べる。そしてこの技術が、企業LANとWANとの境目をなくし、今普及を見せているメトロエリアの外にまで広がっていくだろうと予測した。(詳細記事へ

関連リンク
▼NetWorld+Interop 2002 Tokyo オフィシャルサイト
▼エクストリームネットワークス

[高橋睦美,ITmedia]