既報の通り,セガ・エンタープライゼスは今日(2月16日),Dreamcast用インターネットデジタルビデオ&カメラ「Dreameye」(ドリームアイ)を発表した。
発表会場−ニューヨークと,会場−カンヌで,実際に映像+音声でリアルタイムで会話するデモが行われた「Dreameye」のテレビ電話機能は要注目。「Dreameye」を専用Dreamcastに接続し,付属のヘッドセットタイプのマイクで音声を送る。
カンヌの入交社長も「コンシューマーゲーム機と通常のTVで,こうして国際テレビ電話ができるという時代を迎えるのは感無量」と,海の向こうからコメントをしていたぞ。 このテレビ電話機能は,インターネット経由と電話による直接接続経由の2種類による接続方法をサポート。
またデモの中で,画面に表示された相手側の画像から任意の場所をズームアップして見る機能のデモも行われた。これは非常に便利。ほかにも,明るさ調整,音量調整,回線状況表示などの機能を装備。待ち合わせ機能として,ミニゲームとVisualpark(後述)専用伝言板が用意されている。
ほかに「Dreameye」を利用して,ビデオメールやフォトメールが送れるほか(詳細は既報の記事を参照),取り込んだ映像を利用したゲームソフトの開発も検討されているようだ。
なお「Dreameye」には,こうしたソフト連動させ,快適な操作性を実現するという,CSK総合研究所が開発した専用システムソフト「Visualpark」が同梱される。
また速報でも紹介したように,「Dreameye」は単体でデジタルカメラとしても使用できる(31万画素)。単4電池2本を使用する電池ボックス(付属)で,連続撮影時約300枚の撮影が可能。640×480ピクセルの解像度で,内蔵フラッシュメモリに最大31枚まで記録ができる。
重さも本体が62グラム,電池ボックス28グラム(電池含まず)と,手軽に持ち歩ける重さなのも嬉しい。
「Dreameye」の発売は6月ごろの予定。価格は未定ながら,「幅広いユーザーに利用してほしいので,可能な限り安価に設定したい」(セガ)とのこと。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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