飯野賢治氏が代表を務める新会社「スーパーワープ」は4月28日,設立記念会「Superwarp Blossom」を都内で開催。同社の事業内容などについて説明を行った。
迫力の和太鼓の重低音が鳴り響く中,壇上に立った飯野氏は「6年前,CD-ROMというメディアが出て来たことを機会にワープを設立した。今回のスーパーワープ設立のきっかけは,“ネットワーク”だ」と説明。
「ネットワークは,制作だけでなく,流通など販売方法や,製品を届けた後のサービスなどについても,従来とは大きく異なってくるため,新しいビジネス展開ができる」(飯野氏)。
新会社・スーパーワープは,4つのセクション(レーベル)で構成される。
「Hotcakes」は,「便利で楽しい」をキーワードにしたネットワークサービス。「だれでも手軽にネットワークを利用できるブラウザなども提供したい」(飯野氏)という。
「Dreamap」は,DVDなどで実現する高画質・高音質のゲームを制作するセクション。飯野氏は,ほかにもDVDでワールドワイド展開が行いやすいこともメリットとして挙げている。9月にはインターネットのみで販売する新作タイトルを,ワールドワイドでリリース予定。
“music on line”のセクションである「Goodvibes」は,従来でいう音楽のネット配信などではなく,CDやMTVに続くアーティストの発表の場として考えているという。また,アーティストとファンが交流できるようにもしたいようだ。最後の「@tack」は,本格的なネットワークゲームを提供するという。ネットゲームを介したユーザーのコミュニティも充実させる計画だ。
それぞれのビジネスの詳細については,今後明らかにされていく予定。4つのセクションの説明を終えた飯野氏は,「スーパーワープの設立は,今までの人生で最もエキサイティング」だとしめた。
飯野氏はこの発表会において,新会社のビジネスパートナーも紹介している。詳細はこちら。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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