コンピュータソフトウェア著作権協会,コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会,日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会の3団体は,3月27日の中古ソフト販売訴訟の控訴審判決について遺憾との声明を共同で発表した。
同声明中,3団体は「今回の判決は,著作権保護についてのこれまでの動向や経緯を踏まえて行ってきた私たちの主張を退けるものであり,到底認められるものではない」と反論。
このままの状況では,正当に得られるはずの開発資金の回収が不可能になることに触れた上で,「ユーザーにクリエイティヴで良質なゲームソフトを供給するために,著作者の利益と,ユーザーの経済的な利便性との調和を目指して運動を展開していく所存でございます」としている。