ナムコは，6月にKDDIおよびauグループから発売されるソニー製端末「cdmaOne C413S」に搭載するゲームとして「ミラクルラバーズ」「スターアドベンチャー2001」の2タイトルを開発したと発表した。同端末は，同機種の携帯端末間で無線通信が可能な「Bluetooth機能」を搭載しており，「ミラクルラバーズ」では，その機能を利用している。
「ミラクルラバーズ」では，相性占い，今日の運勢，運命の人探し，ともだちレーダーの4種のゲームを楽しめる。今日の運勢を除く3つのゲームでは，Bluetooth機能を使い，同機種の携帯電話を持っている人と無線通信を行ってコミュニケーション性の高い遊びが可能だという。
例えば，「ともだちレーダー」は，混雑した場所での待ち合わせや，メールやチャットなどで知り合った，初めて会う知人との約束などに使える機能。参加人数と合言葉を入力するとサーチを開始し，メンバー同士が近づくと，相手のニックネームを知らせてくれるという。
「スターアドベンチャー2001」は，東京・お台場にあるソニーのエンターテイメント施設「メディアージュ」にあるアトラクション「スターアドベンチャー」の携帯版。プレイヤーは「ドレミマコト」「ドレミマコ」というキャラクターになり，スターミュージシャンを目指して「作曲」「作詞」「演奏」の3ステージに挑戦する内容。各ステージは数字キーやジョグダイヤルを使用するミニゲームになっている。
ナムコでは，携帯電話を新しいゲームプラットフォームと位置づけ，今後もこれまでのノウハウを生かした新しい展開を目指すという。
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